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”全ての会社は「部族」である” 「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」:借金玉さんの本その2

前回の「発達障害サバイバルガイド」に続いて借金玉さんの本。おすすめ。
かなり高機能の発達障害当事者である著者「借金玉」さんが、
自身の病状や特性に振り回されながらも、
「仕事」をしていくためにどのように意識低く対策しているのか、
そんな本。
表紙を見てもらえばわかる通り、脱力系なアプローチで、
でも内容はわかりやすくも趣深い。

「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」 – 2018/5/25
借金玉 (著)
https://amzn.asia/d/6grsIUe

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借金玉さんの本と言えば前回お勧めした
「発達障害サバイバルガイド」
https://amzn.asia/d/2U8INyL

本来、出版日からしても今回の「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」が1作目なのですが、
私の読んだ順がそうだったのと、
「発達障害サバイバルガイド」を読んで借金玉さんの本にもっと触れたい!と思ってからの方がより楽しめるように思うので、
あえてこんな順にお勧めしました。

さて、本書「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」に戻りましょう。

各章のサブタイトルは以下に。
●第1章 自分を変えるな、「道具」に頼れ 【仕事】
●第2章 全ての会社は「部族」である 【人間関係】
●第3章 朝起きられず、夜寝られないあなたへ【生活習慣】
●第4章 厄介な友、「薬・酒」とどう付き合うか【依存】
●第5章 僕が「うつの底」から抜け出した方法【生存】

仕事であるとか、人間関係であるとかが前面に出ています。
私は、この本は第2章”全ての会社は「部族」である”に尽きると思っていて、
このように割り切って人間関係を眺められるところが借金玉さんのすごいところだなあ、と強く思っています。

人間関係に悩むASD者、本の読める人は必読。

借金玉さん。
noteでの発信から伺うに、最近は苦境に立たされているようですが、
私はあなたの次回作を待ってます。


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