季節の変わり目って体調が安定しないなあって、つくづく思う。最近ずっと身体が怠くて、思うように動かない。

今日も何とか出発の1時間前に起き上がって、歯磨きと軽い朝食を摂った。でも準備し始めたのは出発の10分前。化粧は最低限、髪は簡単にピンで止めるのが、今日の私には精一杯だった。その足で、新宿にあるハローワークに訪問。今日は面談日だったのだけれど、初めて時間ギリギリになってしまった。

面談で、私はしんどさを包み隠さず、全部話をさせていただいた。この職員さんなら話聞いてくれるなって、思える人だから。環境変化に対する適応までに、酷く時間がかかること、4月は例年、心身の調子が不安定なこと。しんどくなるのはなんだか分かるかも、って言ってくださったのが有難かった。

働かなくちゃ、でも身体が思うように動かない、で悶えていることも伝えた。職員さんは時折、相槌を打って、私の話が終わるのを待ってくださった。

私話すの下手だから、いつも何が言いたいのか、自分でもよく分からなくなる。結論を言うまでに時間がかかってしまう。大学のレポートを書く時は、練習して結論を先に持ってこられるようになったし、PREP法ではそう学んだのに。話すの本当下手。練習不足なのかなあ。

でも今日、下手なりにゆっくり、頭の中で言葉を選びながら、話をした。それを聞いてくださる人がいるのは当たり前じゃないことくらい、分かっている。だから有難いなと思う。

面談中、最近、短期のアルバイトをしようと思い立ち、求人を見ていたことも伝えた。美術館の、音声ガイド端末貸出のアルバイトに、興味が湧いて。だけどそれと同じかそれ以上に、また二の舞になるのが怖いことも話した。

大学1年の夏頃、ダイソーのアルバイトをやっていた時期、ちょうど体調が芳しくなくて。自分では動けていると思っても、傍から見たら動けておらず…私の言動を見ていて、積もりに積もった怒りからか、ある日パートの人に怒鳴り散らされたことが、軽いトラウマ？のようになっていること。所属組織の中で、自分なんか邪魔なんじゃないかって思ってしまうこと。

そうしたら、"初めての経験って、濃く強く印象に残るから、それが美咲さんのストッパーになってしまっているのかもしれませんね"、という言葉を掛けてくださった。なるほどなと思った。自分が感じている以上に、足枷になっているのかも。

それと最近、後輩にその話をしたら、常に求人募集しているし、もしかしたらブラックなのかも？と言う視点をもらって。全くそんな風に考えたことなくて、人に話すって大事だなあ、新たな視点貰えるなあって、純粋に思った。

※ダイソーの悪口を言いたいのではなく、私がそこに合わなかったって言うこと。

話の中で、始めは自分の好きなこと、興味のあることに携わるのでもいいのかもねって仰っていたのが、とても印象的だった。例えば先述したアルバイト。私は美術館で鑑賞するのが好きで、あの空間に居るだけで心が満たされるから。

それと、体を慣らすという意味では、ボランティアに参加してみるのもいいかもしれませんね、と言う助言をいただいた。なるほど。目から鱗だった。自分が得意なこと、出来ることで貢献できるのがいいと思いますよって、仰っていて。4月に正式に無職になって、早く働かなくちゃ、と気を焦らせていたけれど、体を慣らすと言う意味では、ボランティアと言う手段もあるのかと。

広義の意味で、私は人とかかわることが好き。色々な人とかかわりたい。多角的な視点を持ちたい。人の思考に触れたい。

ボランティア探してみよう、と決心した。

それと、ハローワークにはこれからもお世話になるけれど、行く頻度を減らすことになった。次伺うのは一ヶ月後。今まで一週間に一度の間隔で伺っていたけれど、"今後はタイミングや折を見て伺うのでもアリですよ"と言ってくださった案に、乗っかることにした。

あと職員さんに、"無理はしないでね"と言われた。見透かされているなあいい意味で。

一先ず今日、遅刻せずに行けたことだけでも、私は私を褒め讃えたい。甘いかもしれないし、常識なんだとは分かりきっているけれど。それでも最近、自分の出来ることに目を向けてあげられていなかったなあと後輩(友達)と話していて気付いたから、そう思うことにする。

読んでくださってありがとうございます。