見出し画像

オンライン座学、開催しました!



先日、オンライン座学
【知るって楽しい!シリーズ「白鳥の湖」の世界】
を開催しました。

京都・東京・網走・モスクワなどから
ご参加下さりありがとうございました!

場所問わずは、オンラインの醍醐味ですね


さて、「バレエ」と聞くと大多数の方が思い浮かべる
『白鳥の湖』
なぜこんなに浸透していて、また有名なのか。


まずはこの作品の要になっている
振付家のマリウス・プティパ、レフ・イワーノフ
そして音楽家のチャイコフスキー
この3名の紹介に始まり


◉1877年の初演が失敗だと言われている所以
◉1895年の再演の成功の秘密 そして
◉100年以上愛され続けている作品の「見方」と「ポイント」

そういったことをお話しさせて頂きました。


正直、この3人
マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ、チャイコフスキー
のことはあらゆる媒体で既に言及されています。

しかし
この作品の見方や特徴、またポイントに関しては
(バレエ好きは当たり前に楽しんでいるところなのですが)
案外知られていないことが多いのが現状です。



『白鳥の湖』にはいろんな「版」つまりバージョンがあり
大筋は大体同じであれど
構成やキャラクター設定、エンディングなどは
国によってや演出家・振付家によって実は結構違っています。



そして2幕の湖畔の白鳥のシーンだけでなく
3幕の宮殿での各国の民族舞踊、キャラクターダンスが
実はとても見ものなのです。

ポーランド、ハンガリー、ナポリ、スペインなどの
民族舞踊が楽しめたり
版によってはロシアの踊りなども入ってきたり…


そしてバレエは言葉がありません。
ダンサーたちはマイム(身振り・ジェスチャー)を使って
会話をしています。

このマイム、世界共通。
知っておくと物語の流れを読み解くヒントになります。

しかし、解説必要、ですよね。笑



観劇前に、予備知識を得るために
ネットで調べたり本を読んだりすると思いますが

より舞台を楽しむためのヒントになる座学も
あると良いのではないかと常々感じておりました。


ボリショイ劇場のバックステージツアーは
舞台を楽しむためのヒント、
また観劇への心理的ハードルを下げる機会作りでした。

座学も、皆さんに活用して頂けたらと思っています。


バレエ学習者の子供たちはもちろん
観劇ファンの方やクラシック音楽の好きな方
舞台を観る機会を得た全ての人に

せっかく2時間以上の演目を観るならば
また踊る機会があるのであれば

「楽しまなきゃ損!」です。

そのための、知るって楽しい!予備知識。

知って楽しくなるのはご自身です。
自分の豊かな時間のために。



また来月末にも違う形でオンライン座学を開催します。
ご興味のある方は
mavita_bolshoi
こちらのインスタもチェックしてください。

情報をアップして参ります☺︎



では今日はこの辺で。
良い1日をお過ごしください♪










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?