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卯月が実際に読んだ!名作小説7選

こんにちは、卯月です。

まずは、こちらのポストをご覧ください。

この方は私のXでのフォロワーさんです。
読書メーターの本棚機能を利用して、読んだ本を「伝説級」「超名作」「名作」に分類されています。
私もマネして、分類してみました。

ということで今回は、私が実際に読んだ「名作」小説を7作抜粋し、理由とともに紹介します。


十二人の死にたい子どもたち(冲方丁)

廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。彼は何者で、なぜこ
こにいるのか? 「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。互いの思いの交錯する中で出された結論とは。

裏表紙のあらすじ

選んだ理由
・オチが胸糞系ではないから
・読後感がとても印象的なものだったから

退出ゲーム(初野晴)

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」─穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”
普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。
化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決⋯⋯。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾!

裏表紙のあらすじ

選んだ理由
・草壁先生の「立ちどまった場所から一歩を踏み出すきっかけをだれかがつくってくれるなら、それは大人になってしまった僕じゃなくて、同年代で同じ目の高さのきみたちの役目であってほしいんだ」というセリフが好きだから
・再読した時に、初めて読んだ時と違う感想を持ったから。その感覚がとても好きだから

悪の教典(貴志祐介)

晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムにサイコパスが紛れこんだとき──。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。

裏表紙のあらすじ

選んだ理由
・読んでいるうちに、蓮実の所業に対して何も感じなくなっていったことが一番怖かったから
・ちょっと希望が見えたと思ったら、その後ベキベキにへし折られるが、それでもハラハラしてページをめくる手が止まらなかったから

まほろ駅前多田便利軒(三浦しをん)

まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc. ──ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。解説・鴻巣友季子

裏表紙のあらすじ

選んだ理由
・便利屋を営む多田と元同級生の行天という、凸凹コンビが好きだから
・多田も行天も、再会するまでに大切なものを失っており、それでも踏ん張って生きているところに胸を打たれたから

天久鷹央の推理カルテ(知念実希人)

統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた⋯⋯? 頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。

裏表紙のあらすじ

選んだ理由
・内科医見習い・小鳥遊と鷹央先生のかけ合いが楽しかったから
・付き合っているわけではないが、夫婦のように息が合う二人、というのが好きだから

後宮の烏(白川紺子)

後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという──。時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の許を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。

裏表紙のあらすじ

選んだ理由
・あるトラウマから心が空っぽになっている烏妃は、帝の高峻や侍女の九九との交流により、人の温かみを知っていくところが好きだから
・氷のように冷たかった彼女が次第に感情豊かになっていくところが、とても良かったから

池袋ウエストゲートパーク(石田衣良)

ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰しあうギャング団……命がけのストリートを軽やかに疾走する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ第一作。青春小説の爽快さとクライムノヴェルの危険さをハイブリッドした連続ドラマ化話題作にして、日本ミステリー連作の傑作。解説・池上冬樹

裏表紙のあらすじ

選んだ理由:
・主人公のマコトがとても魅力的だから
・爽快な文で、どんどん読めるから

まとめ

いかがでしたか?

これを書いてみて、私は登場人物の心情描写に惹かれることが多いと分かりました。

自分の読書傾向が分かって、面白かったです。

ではでは。


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