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北の伏魔殿 ケースII-⑥

○伯父の遺産相続に関する工作と錯誤による遺言無効確認訴訟

 遺産相続訴訟では、単に遺留分請求だけではなく、併せて遺言無効確認も行った。公正証書遺言の付言には私に「生前相当の援助をしたので、相続財産はなしとする」と記載されていたが、これは、伯父とその子2人に全財産を相続させる理由の裏返しで記載したものだろう。しかし、私はこれを逆用し、「生前相当の援助をした」事実がなければ、本人が錯誤して遺言を作成したものであるから、遺言無効確認が提起できると考えた。
 
 相続人は私1人で、通常であれば彼らに何の関係もないはずなのに、伯父は、母が亡くなる前から、遺産、遺産とうるさかった。私は、伯父が何かしているなと気づき、母のアパートに行き、日記を入手し、読んでみると母は私と交流が中断した際、精神病院に入院しており、母の財産は伯父が入出金の管理をしていた。その際、母には「Kくんが、借金をしにきて、これまで、800万円を渡した」と言っていたが、母の死亡後、全ての金融機関の入出金の状況を調べてみた。すると、母が病院に入院中で、外出していない日に通帳記載の定期預金から、800万円が引き出され、証書型の定期預金(母には、引き出された通帳だけ見せ、証書型の定期預金は隠していたものだ)に預け替えられていた。これで、不明な金額はなく、私に「相当の額を生前贈与したこと」を錯誤したということを証明できた

○ネガティブキャンペーンが得意な人間

 K主幹は、グループの関連行事で、3人の主査には出張に行かせるのに、私1人だけは、出張に行かせない(ケースⅠのM係長と同じ事をしているが、皆そんなに出張にいきたいのか?そんなことぐらいでめげはしないが。)あるいは、人事評価の面接を私1人だけしないというようなことをしていた。

 その後、人事異動で総務課の人事担当主幹となったK主幹は、総務課内においても、私の個人情報や嘘をネガティブキャンペーンとして流し始めた
 このため、総務課の職員が事務に関連して、私の訴訟を揶揄するため「錯誤か?」と言ったり、公用車を管理していた別の課の職員は、私のグループの他の職員には、公用車を貸すのに私だけはいつも「公用車は空いていない」と嫌がらせをする。(駐車場に公用車があることはその後確認している)

 さらに、K主幹の後任のS主幹もこの頃、次長になっていたパワハラの権化職員から指示を受け、業務での嫌がらせを始め、事業の説明を求められたので説明すると、ループになるように仕向けて、同じことの説明を繰り返させられた。

 この頃から、体調不良となり、心療内科に通院していたが、このままでは、病状が悪化して、鬱になるだろうと考え、総括の課長に配置換えを依頼したところ、様子を知っていた総括の課長が他のグループに配置換えしてくれた。配置元のグループでパワハラしていたS主幹はおかげで、部下を1人失い、その事務を残り3人で分担しなければならなくなり、私の配置換えにより、総務課で事実がばれそうになると、K主幹がその事実を隠蔽するためにさらに、ネガティブキャンペーンを強めていった。

 画像:株式会社東洋電制製作所


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