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うまみたっぷり!すり鉢でつぶす「じゃがいもと玉ねぎのベジブロススープ」のレシピ

子どものためにも、毎日のごはん作りの中に、からだにいいスープを取り入れていきたいですよね。
今回紹介したいのは、じゃがいもと玉ねぎの皮や根っこまでつかったベジブロススープのレシピです。
じゃがいもと玉ねぎの皮・芯などを使うことで、味わい深く栄養たっぷりなスープになりますよ。
また今回は、家電製品を使わず、すり鉢でじゃがいもをつぶしていくスローなレシピになっています!

すり鉢・すりこぎを活用しよう!

便利な家電はけっこうありますが、すり鉢・すりこぎもぜひ普段から使ってほしいなと思っています。

離乳食づくりでお持ちの方もいらっしゃると思いますが、すり鉢のいいところは、大きな音がしないので子どものお昼寝中や夜の作り置きにも便利なこと、複雑な部品がないので洗い物が楽ちんなことです。
また、ゴマなどをごりごりする作業は無心になれ、気持ちも落ち着くのでおすすめです!

玉ねぎの皮や芯・じゃがいもの皮には栄養がたくさん

先日妹から「玉ねぎの皮に栄養あるって知らなかった」とリンクが送られてきました。
調べてみると、玉ねぎの皮だけでなく、じゃがいもの皮にも栄養がたくさんあるみたいですね。
玉ねぎの皮に多く含まれるケルセチンはポリフェノールの一種なので、抗酸化作用があります。
またじゃがいもの皮には鉄とクロロゲン酸が含まれており、クロロゲン酸もケルセチンと同様ポリフェノールの一種ですので、抗酸化作用が期待できますね。

そういえば、調理の際に出た野菜の皮や切れ端などのくず野菜を使ったベジブロススープというのを聞いたことがあったと思い出し、今回玉ねぎの皮とじゃがいもの皮(芽は取る)もよく洗ってからだしパックに入れて使うことにしました。
玉ねぎの芯の部分にも栄養がぎゅっとつまっているので、こちらも使います。皮も使うということもあり、できれば自然栽培のものや、有機栽培のものを選んだほうがいいかなと思います。
ちなみに、玉ねぎの皮を水につけすぎると、ケルセチンが溶け出してしまいますので注意してくださいね。

ベジブロススープは、栄養満点なだけでなく、ほんとにおいしくて感動です。
玉ねぎとじゃがいもだけだと、どうしても味がぼやけてしまうところがあるのですが、そこに、玉ねぎの皮を入れることにより、味に深みが出て、コンソメなどのだしも必要ないくらいになります。
子どもの味覚を育てるためにもよさそうです。
あとは塩で味を調整するだけというのも、シンプルでよいですね。

玉ねぎの皮の栄養を無駄なく使うための簡単&おすすめの方法! | ふうらぼ (foodstylelab.com)

じゃがいもに含まれる栄養素を徹底解説!栄養を逃さない食べ方や保存方法もご紹介 | ふるなび公式ブログ ふるさと納税DISCOVERY (furunavi.jp)

じゃがいもと玉ねぎのベジブロススープのレシピ

それでは、栄養のぎゅっと詰まったじゃがいもと玉ねぎのベジブロススープを作っていきたいと思います。

<材料 2~3人分>
・玉ねぎ…1/2個
・じゃがいも5個くらい
・玉ねぎの皮と、じゃがいもの皮
・水…500ml
・塩…適量
・お茶パック
・すり鉢、すりこぎ(ない場合は水気を一度他の容器に取り除いてから麺棒やおたまなどでつぶし、再び戻し入れてください)

<作り方>
① 玉ねぎとじゃがいもはよく洗い、じゃがいもは芽を取り除き、皮をむきます。皮はお茶パックに入れましょう。

② 玉ねぎは粗めのみじん切りに切り、じゃがいもは煮えやすい大きさに切ります。鍋に水と玉ねぎ、じゃがいも、お茶パックに入れた皮を入れて、材料に火が通るまで煮ます。

③ 玉ねぎとじゃがいもをすり鉢に取り出し、じゃがいもをつぶします。子どもにお手伝いしてもらってもいいですね。玉ねぎもつぶしたい場合は先に玉ねぎのみ取り出し、玉ねぎをつぶしたあとでじゃがいもを加えてつぶしましょう。

④ お茶パックを取り出し、鍋に玉ねぎとじゃがいもを戻し入れます。すり鉢に残った具材は、鍋のスープ部分をかけて戻すと無駄なく使えます。

⑤ ふつふつさせたら、塩で味を調えてできあがりです!たくさん作ってストックしておいてもいいですね。

まとめ

・すり鉢でつぶす、じゃがいもと玉ねぎのベジブロススープのレシピ紹介です

・すり鉢は音がうるさくないし、洗い物も楽ちんです

・野菜の皮や芯には栄養がたくさん、ついでにうまみたっぷりのダシも取れます!
子どものスープにどうぞ

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