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誰かを赦せる瞬間は、突然に。

どうしても合わない人がいる

それは、人間だから仕方ない
そう割りきっている
けれど、悲しいかななぜか
時々強烈に敵意を向けられてしまう
そんなことが過去に何度かありました

個人的には、あまり人を嫌ったり
罵ったり、怒ったりすることは
じぶんの心が必要以上に疲労するので
できればしたくない

そんな考え方だから普段は
比較的穏やかな人間関係の中にいられている

なのに、何でこんなにもキツい敵意を
向けられてしまうんだろう…



数年前にもそんな時期がありました
渦中にいるときは特に
「何でこんなことになったんだろう…」
と悩みを抱えてドン底になって
体調まで壊してしまうこともありました


が。


なぜか今日突然、その悩みが
ふと流れて消えていくような
そんな感覚を感じました

まるで、煙や雲が
青空に流れて消えていくような
そんなフシギな感覚


数年前に異動で職場が変わって
幸い今は穏やかな人間関係の中にいるので
なぜ突然今になって
そんな気持ちになったのか
理由はまったくわかりません

わかったことは

「きっと私もあの人も幸せになりたくて
自分なりに一生懸命だった

だけど

目指す幸せもそこへ向かうやり方も
お互いに全く違うもので
お互いに許せるものではなかった」

ということ



当時、私は仕事にやりがいが見出だせず
今後も同じ仕事を続けるなんて
想像するだけでゾッとしていました

違う未来に行きたいと
転職、副業などいろいろ考え
試行錯誤していたし
目の前の仕事は必要なことはこなしつつ
サクッと定時に帰っていました

例えるなら
全力で頑張ってるのを120%なのに対して
当時の私の仕事ぶりはだいたい80%ほど

それが相手からしたら
「自分は家庭のことも仕事も
こんなに必死に頑張ってるのに
なんなの、あの人…😠💢💢💢💢」

そう写ったのかもしれない

これもあくまで私の推測の域を出ないので 
もちろん真相はわからないけど
そう考えたらムリもないかな

そんな風に思えて
当時の苦しかった思い
向けられたナゾの強烈な敵意に対する怒り
相手への激しい嫌悪感
それらがスーっと消えていました

まぁ、もちろん
二度とお目にかかりたくないことには
変わりませんが(笑)

時が経って、じぶんが成長して
見える景色、感じることなどが変わったとき
苦しかったことがもう過去のものになって
「じぶんは次のステップに上がったんだ」
と教えてくれたのかもしれません

もし赦せない誰かがいたら
苦しくても、できるだけ
じぶんのことに心を注いで
じぶんを成長させてあげることで
赦せるときがきっと来る

だから
ムリに立ち向かわなくて大丈夫

あの人は、それに気付かせてくれるための
通りすがりにすぎないから

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