今年は初詣に行かれた方も結構多いはず
初詣といえば、お賽銭です
お賽銭を賽銭箱に投げるという儀式が日本独特ではないかと思うため、残しておいてほしいと思う

当たり前だが、そのお賽銭は一定の期間が経つと賽銭箱の封が開けられ、中のお金が取り出される
そして、そのお金は銀行などの金融機関に入金される
この現実的な作業が当たり前だが、何か神聖な場としては馴染まない作業である

その金融機関への入金の際に手数料がかかるということで悩まされているそうだ
お賽銭を投げる金額は人それぞれだが、小銭を投げる以上、数百円の方が結構多いのではないだろうか
そのため賽銭した金額よりも入金手数料が高いことがあるらしい

唯一無料を貫いていた、ゆうちょ銀行も今年から手数料を取るそうだ

神社によっては小銭をできるだけ控えてほしいというような貼り紙がしているそうだ
銀行にとって、このままキャッシュレス化が進んでしまっていいのだろうか
いつの日か、お賽銭も全てキャッシュレスとなるのだろうか

それも何か味気ない気がする
普段お金を投げると叱られる子供も、このお賽銭だけは賽銭箱に向かって思いっきり投げることができるため、この伝統は残しておいてほしいと思う

ただ、神社などもある意味ビジネスなのであまりに手数料がかかるようであれば何か手を打たなければならない

かといっても、お賽銭を対面にすることにより、できるだけお札を促す訳にもいかないだろう

この大量の小銭を両替した後、ＡＴＭで入金するという方法もあるが、今では両替でも手数料がかかる時代になっているため解決策が見つからない

いずれにしても、この賽銭文化は残しといてほしい