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楽天を辞めて海外移住してフリーランスになった激動の2023を振り返る

この1年、まとめると
「パリピ卒業→人生を考える→動く」
って感じだった。

めちゃ長いので全部読めたらただの私のファン。備忘録として残しておく。

1月

GMO SONICで生でSteve Aokiを見て衝撃を受ける

みなさんSteve Aokiって知ってますか?めちゃくちゃすごい世界的DJ。私は初めて彼のAzukitaという曲を聞いたときに体中の血が湧き上がって、何だこの人は!?ってなってハマった。
1月に埼玉スーパーアリーナで開催されたGMO SONICというEDM系のフェスで初めて生でSteve Aokiを見て、まーじで大興奮した。彼と同じ日本人のDNAが流れていることを誇りに思い、何歳になっても彼のようにパワフルで年齢を感じさせない人間になりたいと思った。国籍とか性別とかを超えて憧れる存在になった。

マジでSteveがすごすぎて彼のルーツを知りたくて『I'll sleep when I'm dead』って映画を見た。タイトルヤバすぎる。思えば1月に彼を好きになったことで私の人生のギアがだいぶ上がった気がする。人生に前向きになれた。

教祖感

初めてオール後に会社に行って遊びと仕事を両立させた

ライブが土曜の夜まで。その後Alan Wakerを超近くで見るために銀座に移動して深夜から朝まで続くアフターパーティに行った。朝帰りしてちょっと寝て、昼から藝大に通う友達の卒展に行った。その夜また銀座に集合して今度はSteveのアフターパーティに行った。もちろん朝まであるから家に帰ったのは月曜の朝。社会人になって初めてオール明けに働いた。マジでサボってはいけないと気合が入ってたから意外と行けた。当時楽天社員だったんだけど、普通に50件くらいは営業電話かけた。

Steveとスリショ。彼アフパも全力で最高にかっこよかった。

港区女子ムーブをしながら自分の武器について考えた

クラブ文化を知らない人にはアフターパーティって意味がわからないと思うんだけど、これを一般人が楽しむのはかなり難しい。金持ちがかわいい女の子とVIPで優雅に飲んでて、それ以外の人間は死ぬほど外で並ぶ。朝まで並んで入れないことも全然ある。運良く入れたとしても超ぎゅうぎゅう詰めのフロアで不快指数MAXでライブを見る。前回のウルトラのアフパは後者を頑張ったけど、今回はVIPの金持ちに声をかけられて「金持ちが呼んだ女」枠でしれっとVIPに入るという裏技を使った。若い女の特権。友達がかわいいので私も滑り込めた。

Alan Walkerと無理やりツーショ

六本木とか銀座でVIPに呼ばれてる女の子って、容赦なく顔面課金してあるガチ美人なんだけど、顔もスタイルも身につけてるものも何一つ勝っていない自分がなんで彼女たちと同じ場所で世界のトップDJを見れているんだろうと考えたら、それはおそらく「何も勝ってないのにその場にいられるずうずうしさ」を持っているからだなと思った。きっと彼女たちは純粋な美への追求心だけじゃなくて、色んな過去の経験から強迫観念じみた「かわいくならなきゃ」という怨念のもと美に執着してるんだと思うんだけど、私は「これが私の顔ですがVIPに入れた時点で爆美女と一緒のステータスなので同じ待遇でおなしゃす」くらいのスタンスでいれる強さがあるなと思った。

「幸福学の先生に聞きづらいことぜんぶ聞く」を読んだ。

感想は記事で箇条書きしてあるから詳しく書かないけど、今でも偶に読み返すくらい刺さった本。「地位財より経験に投資」した方が幸福度が高まるっていうのを学び、実践した1年だった。

2月

職場の先輩たちとスノボに行った

超尊敬しているかつ大好きな女性の先輩がすごくパワフルだった。5つ年上なんだけど、私も5年後こういうエネルギッシュな人間になっていたいなと思った。

なんか、2月はこんなもんだ。

3月

RRRを見た

また「強い人間」へのあこがれが強まる。

甥っ子が名前を呼んでくれるようになる

ベイビーにとって母音が「o」の言葉ってむずいらしい。超可愛いマイNephewが名前を呼んでくれて本当に感動してかわいすぎて尊かった。今後色んな経験をすると思うけど、のびのびすくすく育って絶対幸せに生きてください。

3月もこんな感じ。引き続き薄い。

4月

夜遊びに飽きる

元々だいぶ行く頻度は落ちていたけど、もう4月くらいからクラブに行っても全然楽しめなくなってきた。場所に慣れすぎて何もキラキラして見えないし、ナンパしてくる男のギラついた目もキモいし、クラブに行って自分が何をしたいのかもわからなくなっていた。惰性でマック行く女子高生みたいに、惰性で六本木に通っていた。

振り返ってみると、この薄い2~4月は「Steve見たりしてアツい感情はふつふつとあるけど、具体的に何をすればいいかわかんないからずっとベンチで体温めてる期間」って感じ。何すればいいかわかんないからとりあえず暗闇ボクシングでひたすら体を鍛えていた。

5月

セブ島、ボラカイ島に行って人生について考える

これです完全に今年のターニングポイント。セブのことは他の記事でめちゃ書いたのでそっち見てください。いくつか記事書いたけど一番いいね多かったこれ載せとく。

初めてガチガチの発展途上国に行って色々衝撃受けて、日本の良さを再確認。ここまでは海外旅行者あるある。

本題はここからで。信じられないくらい美しい島、ボラカイ島で出会ったダイバーショップの人たちと話して、私の人生はだいぶ路線変更した。4月まで温めてた「人生このままでいいんだっけ?」的な感情と「島が綺麗だから気に入って移住した」って話す彼らの話との凹凸ががっちゃんこしてしまった。
旅行の最終日に毎度起こる「帰りたくないなー明日から仕事嫌だなー」の感情が、「なんで帰らなきゃいけないんだっけ?私の人生なのに何でしたくないことしなきゃいけないんだっけ?」に変わった。

大好きな島。絶対また行く。

クラブで友達のバースデーパーティーをする

クラブにいるとたまにビジョンが「HAPPY BIRTHDAY MOMO」みたいな表示に変わって白い噴射ブシャー--シャンパンどーーーんみたいになる時間があって、あれ30までにやりたくね?みたいな話をよく友達としてたんだけど、だいぶ巻いて実現した。クラブ飽きたとか行ってたけど、この日は最高に楽しかったな。

これ見て喜んでくれた友達の顔が忘れられない

POP YOURSでHIP HOPは最高だし俺らの人生はSelfishでいいよなとなる

HIP HOPフェス、POP YOURSに2年連続参戦。去年よりさらにHIP HOP好きになってたからさらに楽しかった。これまた感じることは多かったけど、みんな今を生きてて、最高にカマしてて、彼らの音楽性と合わせて生き方が好きだよとなった。ここで初めてTohjiを生で見て、だいぶ好きになった。Ralphも好き。

『史上最強の哲学入門』を読んでニーチェの言う超人に憧れる

こちら私の過去の感想の抜粋。

思想的にはニーチェが一番好きだった。すっぱい葡萄の話、プライドが高くなるにつれてどんどん耳が痛くなる。おらかなり弱い人間だけど、負けを肯定せずに超人になりたいぜ!

https://note.com/momokahataa/n/nfd56c1b1a142?sub_rt=share_pw

なんか、マジでこの本よかったのでみんな読めばいいと思う。
超人、目指すことが大事だよね。がんばろう。

久々に人を好きになり、失恋

恋愛本当に苦手でもう人のことを好きになれないかもと思っていたのに、久々に好きな人ができて嬉しくて告白したらフラれた。色々あって私と同じ年なのにまだ就職先が決まっていなくて、元々ある闇気質が高じて鬱っぽくなってる人だった。今は自分のことで精一杯と言われて、そりゃそうだよなと思った。その時は悲しかったけど、まだ自分に恋愛をする心が残っていることがやっぱり嬉しかったな。

あと、人から好意を寄せられたときの「なんかいい感じ」の期間の思い出って本当に薄くて、向けられた愛情は間違いなく大きいのに全然覚えていない。人生のメモリが限界になったら最初に消すと思う。だけど、自分が好きになったときってどんなに辛くても本当に大事な思い出だったなと思う。絶対最後まで消さない。だから、これからも人を好きになる心は持ち続けたいなと思います。

6月

会社を辞めてノマドニアへの参加を決める

とりあえず申し込む前に友達に言っといた

ボラカイから帰ってきて考えた、「なんで毎日眠い目擦って7時半に起きて決められた仕事してるんだっけ?私の人生なのにコントロールできない部分多くない?」が高まって、色々調べてたらnoteでノマドニアの記事を見つけて、これだと思って説明会聞いて、そのまま参加を決めた。勢いでやったことってだいたい失敗するけど、ノマドニア参加という経験が失敗にならなかったのは、結局1月からずっと「これでいいんだっけ?」っていう期間が序章としてあったからなんだろうな。

ちなみにノマドニアが良いか悪いかは一言では話せない。私は行ってよかったけどおすすめかどうかはその人の状況と志向とやる気による。

会社を辞めると決まり、準備開始

誰が見てるかわからないからぼかすけど、まじで貯金がなかったから色々準備を始めた。今考えると、ここからずーーっと死ぬほど忙しかった。「好きなことをメインの人生にしたい」が主軸だから仕事以外の「友達との時間」も間違いなく「やらなきゃいけないこと」で、まさにWork hard, Play hardを極めていた。分刻みスケジュールで動いて、常に2つの物事を同時進行で考えてる感じ。大変だったけど、あの時頑張っていたおかげで間違いなく今があるし、自分の為の頑張りだったから苦ではなかった。

色んな種類の遊びがしたくて、友達と絵書いたりしてた

友達とめちゃ遊ぶ

ノマドニア参加後帰国するか他の国に行くかとか何も考えてなかったけど、とりあえずしばらく会えなくなるかもと思って友達とめっちゃ遊んだ。お金ないけど、友達と遊ぶのは必要経費だから何も惜しまなかった。久々に行った渋谷のクラブは楽しかったな。六本木の「俺金持ってるし顔もいいし魅力的だろ?」みたいなキモい大人がいなくて、シンプルに年下のガキンチョがたくさんいる。ガキンチョどうでもよすぎて、ただ最高の音楽が流れててタダで酒が飲める場所が楽しかった。

お立ち台で踊ってみる

DIE WITH ZEROを読んで、人生のリミットを実感し、焦る

死ぬの怖いとか言ってないで、人生のリミットと各年齢のリミットを考えてやることやったるぞという気持ちになった。

綾部の『Hi,HOW ARE YOU』を読み、自分の選んだ道間違えてないなと思う

5月に又吉の『月と散文』を読んでて、度々出てくる綾部の話でこの本も読みたくなって、読んだ。私は又吉が大好き。

『前頭葉バカ社会』を読んで、久々あまり刺さらなかった

なんか、知ってることを永遠と説教されてる気分。買うなよって話なんだけど、私が前頭葉バカではなかったと理解した。

7月

誕生日を迎える

夏生まれの人間って大体夏生まれに誇り持ってると思う。「夏生まれっぽいねー」って言われた時絶対みんな鼻の穴広がってる。
5月の友達の誕生日をクラブで盛大にお祝いしたけど、私は自然大好きモードになってたので、埼玉でライン下りをして、渋谷で焼肉食べた。したことない経験って最高。

富士山に登る

間違いなく最高の経験。今年絶景見すぎてるけどさすがにこの日みたすべての景色が一位だったかもしれない。大好きな親友3人で登りながら、もう彼女たちとこんな経験できるのは最後かもしれないとか思いながら、ひとつひとつの感情を噛み締めて登った。男の話も金の話も置いといて、空の青さとか植物の変遷とか、星のきれいさとか、その場にある全ての美しいものについて語りながら登った。本当に天気に恵まれていて、仲間に恵まれて、私の人生最高すぎて、どうにかなるんじゃないかと思った。たぶん読んでないから言うけど、マジで大好きだよ君ら。

間違いなく人生一の日の出

親から受けてきた愛を噛みしめる

誕生日に実家帰って、本当に両親はわたしに愛を与え続けてきたんだなと知った。こんなに優しくて、何があっても味方でいてくれる人って、本当にすごい。今年海外出た分会える時間が短くなっちゃったから、来年はもっとちゃんと親孝行しようと思う。親孝行できるくらいの余裕を生み出す。私は自分の性格が好きなんだけど、本当に親の教育の賜物だなと思う。親が良い教育してくれたからいい性格になって、素敵な人が集まって、その中でいいところを吸収してまた人格が形成されて、私は好循環ミルフィーユでできている。ありがとう。

ママンの天才料理

8月

バリ島、レンボンガン島に行く

セブ・ボラカイ島が素晴らしすぎて、これ以上の感動体験なんてないのではと思ってたんだけど、全然余裕で同率一位だった。こんな楽園がこの世にあっていいのかと思った。またもや「なぜ帰らなきゃいけないの?」と思いながら、「ノマドになったらまた来れる、、!」の感情になり、ノマドニア参加の決断は間違ってなさそうと思う。

現地民とIsland Lifeを楽しんだ

とにかく忙しい

バリ行く前の一週間とか、本当に本当に忙しかった。自分で選んだアウトローな道だから弱音も吐けなかった。

9月

夜遊び納めでクラブに行って、マジで無理で公園で語る

海外行く前に一回行っとくかと思って行ってみたけど、マジでキモくて何も楽しくなかった。クラブの場所変えても無理だったから結局渋谷の公園でじゃがりこ食べながら始発まで友達とおしゃべりしてた。結局親友とだったらただのおしゃべりが一番楽しい。「間違いなくあんたはマイベストフレンドだよ」みたいなことをガチで言い合った覚えがある。

大好きな先輩が産休に入る

寂しかったなあ。前職の職場は平均29歳くらいで私が一番年下だったんだけど、人生の先輩の女性が輝いている姿って本当に光をもらえて、年を重ねることって素晴らしいんだなと思わせてくれました。いつでも明るい人がいるってコミュニティにとって大事なことすぎる。大好きです。

Mall boyzのライブで、チルくてアツい人生を送りたいと思う

今年は何をしても一生同じ感想だ。Tohjiは音楽性だけじゃなくて歌詞も好き。天才なんよ。日本に椎名林檎とTohjiがいる以上「日本人はこれだからダメ」なんて大きい主語通じない。

生き方が好き

夏を終えられなくて急遽プール行く

今日ジム何時に行く?って友だちと話してたら「えてかプール行きたくね?」って言い出して、そのままよみラン行った。今年はいつもより夏を満喫できて嬉しい。来年はもっと夏増やしていきたいな。

運転練習を始める

ペーパーすぎるので今更練習を始めた。わんちゃん国際免許取ろうかと思ったけどそこまで上達しなかったのでやめた。練習に付き合ってくれる優しい友達がいてよかった。千葉行っただけだけど、たのしかったな。

家を解約する

2年住んだ家を解約。私が住んでた街は恵比寿とか渋谷へのアクセスもいいのに、子育てしやすい街でアド街に取り上げられるようなほっこりスポットだった。大好きなカフェがあって一時期は週一で通ってた。行きつけのカレーやさんもできて、途中でできたマックでよく作業して、おばちゃんがやってるお弁当やさんがおいしくて、いい思い出しかない街。大好き。

親友の家に居候開始

実家に住むと会社と遠いので、会社を辞めるまでは親友の家に居候していた。せっかく一緒に住んでるのに引き続き私が忙しすぎて、あんまり一緒に遊べなかった。けど限られた時間の中でも、深夜3時に二人が通った大学まで歩いたりしたの、良かったな。本当に楽しかった。一緒に夕飯食べて一緒の家に帰るって、なにそれ?私同棲もしたことなかったから新鮮すぎてめちゃ笑った。また言うけど、楽しかった。今度はちゃんと家賃払うからまた泊めてもらおうかな。

10月

会社をやめる

飽き性だし3年で辞めるかなとは思ってたけど、まさか退職後の道がフリーランスだなんて就活時は夢にも思わなかった。コンサル行くかリクルート行くか起業すると思ってた。
また別で書きたいけど、就職先を社風で決めたのが本当によかった。あとやっぱりベンチャーか大企業か選べる立場だったら後者がいいと思う。私が経験したから旨味をしってるだけだけど。どこに行っても名前が通じる会社って、知らない人とのコミュニケーションのときに相手に安心感を与えられる。

退職する人ここで写真撮るのあるある。最終日なんだからもっとおしゃれすればよかった。


話それたけど、会社には本当に感謝してる。2022年の話になっちゃうけど、自分のキャパがなさすぎてトイレで泣いて、泣き止むためにチョコプラの松尾のダンス動画見て笑ったりしてた。限界が来てトイレで過呼吸になって、上司に言って1on1セットしてもらって会議室で泣いたのは去年の誕生日だった。メンターがいてくれたから「すくなくとも一人ここに味方がいる」って思えたのはデカかった。あの時の安心感は忘れられない。「大丈夫だよ」っていう言葉だけじゃなくて、この人の実力があればなんとかなると思わせる背中、でかかったなあ。これから辛いことがあっても、あのときのことを思い出す。

送別会もしてもらって、色紙も頂いた。素敵な言葉が沢山書かれてたけど、「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと大事なものを捨てることができる人だ」っていう進撃の巨人の言葉を書いてくれた方がいて、なんかすごく頭に残ってる。

送別会、たのしかったああ

ジョージアに出発

会社辞めた4日後のフライトだった。実家出るときはさすがに泣いちゃった。友達からラインきてまた泣いたりして、なんでこんな大事なひとたちと別れるんだっけってちょっと思っちゃったりした。空港着いて、搭乗して、機内モードにしなきゃいけない直前まで親友たちとテレビ電話した。即席で紙で垂れ幕つくってくれた。帰国したらもらいたいな。まだあるかな。

最高のともだち

ジョージア生活開始

もうここは初めてのことが多すぎて何を書けばいいのかわからない。
とりあえず大きめのこと箇条書き

  • ノマドニア開始

  • 初対面の方と初めてのルームシェア

  • 家のガスが壊れて冷水シャワーを浴びる

  • ノマドとして十分に収入が入るが、これまでの使い過ぎがたたりカードの支払いが限界になる(分割で凌ぐ)

アナフィラキシーショックになり入院

この日はガスが壊れててシャワーからお湯が出なかった。お風呂に入りたくなくて明日にしようと思って寝てたら顔と頭が痒くなってきた。ダニでも湧いたかなと思って頑張って冷水シャワーに入ってみる。まじで寒かった。お風呂上がりに顔を見たら目が腫れている。ダニに刺されたかなと思って悲しくなる。どんどん腫れがひどくなって、写真をとっておく。次の日友達とMTGの予定があったので、顔の写真を送って明日のMTGは画面オフで頼むとライン。すると、友達からそれアレルギーじゃね?と言われる。この時点でお岩さんくらい顔が腫れて、たしかに虫にしてはやばすぎるなと思って親に連絡。絶対アナフィラキシーだよって言われがちで焦る。同居人についてきてもらって急いでタクシーのって病院へ。海外の病院初めて行った。人じゃないくらい顔が腫れてるのに病院の対応は悠長で、私このまま呼吸困難なったらどうすんねんと思う。結局1日入院して治り、その後も薬を飲んで回復する。

人生初の海外点滴、というか点滴自体初。

11月

ノマドニアの友達とジョージアの観光名所を回る

全員私より年上だけどとにかくみんな体力がすごい。私も1年ジム行ってたし同年代の女の子よりはだいぶ体力ある方だけど、ここでは勝てない。ただただ尊敬。

シグナギ。天空の街って呼ばれてる。かわいかったー。

パン屋の店主にセクハラされる

ジョージアはセクハラが結構あるって注意喚起はされてて、タクシーの一人乗りとか夜道に注意みたいなことは知ってたけど、まさかパン屋で被害に遭うとは思わなかった。一緒に写真撮ろうと言われて自撮りしたらほっぺにチューされて。まあそれは文化かと思ってたけど、そのあとバイバイしようとしたらハグというかホールドされて口にキスされた。さすがに文化でも無理と思ってStopって言って逃げようとしたけど私の3倍くらいの容積のあるおじさんが全力でホールドしてるから全然逃げられない。お尻も触られてもうちょいでレイプですってところで命からがら逃げた。けどなぜか相手は最後までずっと爽やかにニコニコしてて、この国ラブに同意はいらないとされてる感じですか?って本気で思った。日本のおじさんに同じことされたら発狂して一生病むと思うんだけど、なんか異国のおじさんすぎて、クマに襲われたみたいな感覚だった。男として認識できない。気持ち悪いというか怖かった。しばらく放心して、家帰った。

色々あったけど基本おだやかな日々をすごす

事件以外の日々は本当に穏やかだった。午前中ワークショップに行って、午後はちょっと仕事して寝る。東京での日々が嘘のように、ゆったり、チルい生活してた。

朝日に合わせて湖の周りをランニング

ノマドニアが終了し、ちょっとずつみんなとお別れ

参加者11人で今もジョージアに残ってるのは私含めて3人。それ以外の子たちとはちょっとずつさよならした。けど絶対また会うよ。

ジョージアの男の子に口説かれる

かわいいなーって思ってたカフェ店員に口説かれた。すごくピュアな子で、デートもして優しい子だなとは思ったけど、文化と言葉の壁もあり私は好きになれなかった。私は決してモテ女ではないけど、数少ない私のことを好きになるメンズはなんでみんなメンヘラ気質なんだろう。一番苦手なタイプなのに。あれ愛じゃなくて執着だよ多分。寂しさを私で埋めようとしてくるあたりがしんどい。恋愛不適合者なのに偉そうに語ってごめんなさい。

収入が安定し始める

運もかさなってノマドとしての収入が楽天時代と同じくらいになった。6月くらいから死ぬほど忙しくしていた日々が実を結んだ。ありがとう過去の自分。

カフェで一生仕事してた日々

12月

ドイツ旅行に行く

クリスマスマーケット巡りでジョージアで出会った仲間たちと1週間ドイツ旅行をした。

  • 仕事をしながらの旅行

  • 男女混合団体旅行(大学の合宿を除く)

  • バックパック一つで旅行

  • ヨーロッパ

  • ホステル

という5つの初めて要素があったんだけど、全てが上手く行った。とても楽しかった。しかしまたアナフィラキシーショックになって今度はドイツの病院に入院した。Diorのバッグくらい医療費かかった。まだ保険申請終わってないのやばい。

フランクフルトのクリスマスマーケット

3人でルームシェアを始める

ジョージアのトビリシで3人でルームシェアを始めた!毎日かわりばんこでご飯作って、筋トレしたり散歩したりして、生活がとても楽しい。みんな駆け出しノマドだから一生懸命仕事をしたり、遊びにいったりしてる。日本を出るときはノマドニア終わった後のことは「その時の気分で決める」としか思ってなくて、言葉にすると情けないのでよく呆れられていた。けど、人生なんてその時の気分で選択したほうが楽しいし、生きる意味なんてそれぞれ見つけるものだし、何がおかしいねんという感情だった。あのときはノマドニアで出会った子たちとトビリシのめちゃくちゃかわいいお家でルームシェアをするなんて思いもしなかった。お金足りなくなって日本でリゾバするか、バリ島住むかと思ってた。

うちのキッチンの調味料たち。これがジョージアで揃うんよ。

総括

この1年振り返ってみると、常に軸として同じような感情があって、それを実現していった年だった。我が家は親が教育熱心で、「勉強していい大学に行っていい会社に入って結婚する」のが人生の目指すべきところで、それを目指す以外の概念は頭になかった。それが、異国への旅とか偉大な先輩方の本を読むことで「実は人生に決まった形なんてないんじゃない?」ということに気づき、パラダイムシフトを迎えてしまった。人生に枠がないと気づいてからの人生、自由度が上がりすぎてやばい。楽しい。来年はどういう年にしようか、今からまた考えるぞ-!

みなさん良いお年を💗

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