次男の心がSOSを叫んだ日
冬休み中のわが家
今日、小1次男が大爆発しました
きっかけは、私から見たらそこまで大きなことではないこと
リビングで3兄弟が戦いごっこ
走り回ったり、
ソファーに飛び乗ったり飛び降りたり
体当たりしたり
寝転がってその上にのっては
わぁーわぁーぎゃーぎゃーと
途中までは楽しそうに遊んでいました
でも、しばらくすると
次男がすごい剣幕で怒りだしました
次男が言うには、
三男が、次男に対してバカにしたように笑ったと
4歳の三男は「別にそんなことない…」と
次男をあまり相手にしないような表情と態度
ハッスルする次男に対して
冷静な三男
それが余計次男の怒りをヒートアップさせているようでした
すると、突然ソファーに座っていた三男に
すごい勢いで殴りかかろうとする次男
長男が三男を守ろうとし、私が次男を止めたので
三男には次男のこぶしがかすっただけでしたが
当たっていたら、相当な力で三男は殴られるところでした
「ここまで、怒るってどうして??」
何かいつもと違う雰囲気を感じて
私は次男を抱きしめました
「何がイヤだった?どうしたの??」
「○○がムカつくんだよ!死ね!この家から出て行け!顔も見たくない!絶対ゆるさない!!」
とにかく、ものすごい剣幕で怒鳴りちらす次男
「わーーーー!!!」
「うわーーーー!!!」
「ぎゃーー!!!」
と大声で泣き叫びます
長男に頼んで、違う部屋で三男と遊んでいてと言って
リビングに私と次男だけにしてもらいました
怒りがすごかったので、
何を言っても次男に私の声が届く状態ではありません
しばらく言いたいだけ言わせて
私はただただ聞いていました
すると、しばらくしてから
「どうぜ、俺はダメ人間なんだよ!」
「みんなに教えてもらわないと分からない!」
「テストも出来ないし、ダメなんだ!」
「みんなにバカにされて笑われるんだよ!!」
「学校だって行かないからダメなんでしょ!」
「学校なんて行きたくないんだ!」
聞いていて悲しい
次男の心の叫びが溢れてきました
必死で私に訴える次男に
「ダメなんかじゃない」
「ダメなわけないじゃん!」
「いいんだよ、そのままで」
「テストの点数でダメなんてことは絶対ないから」
「○○の良いところ、ママはいっぱい知ってるよ」
「大丈夫だよ」
「学校だって、そんなにツラかったら休んだっていいから」
穏やかに言えるはずもなく
私も必死になって泣きながら次男を抱きしめて言いました
どれくらい時間が経ったのか・・・
きっと20分くらいだったのだと思うけど
時間の感覚も分からなくなるくらい
でも、しばらくして次男は落ち着きました
三男が、またリビングに戻ってきた時には
もう次男が三男に飛び掛かることはありませんでした
その後、次男と2人でお風呂に入りました
「あったかくて落ち着く~」
と言う次男
「ほんと、お風呂ってあったかいね」
と私
それから次男は
「僕が一番怖いのは、谷におちること」
と言いました
「それは夢の話??」
と聞くと
「そう」とポツリ
「ママの怖い夢ってある??」
と聞かれたので
「ママは昔、坂道でみんなが登ってるのに、自分だけ落ちていく夢をみて、それがすっごく怖かった」
「昔はその夢をよく見てたけど、今は全然見なくなったよ」
「その頃はストレスたまってたのかもな~~」
と話したら
「ふーーーん」と聞く次男
それから、次男の好きな宇宙と時間の話になりました
「ママ、命と時間ってどっちが大事だと思う??」
「むずかしいな~、でもやっぱり命かな」
「僕は時間」
「もし時間がとまったら命も止まる。命は時間と一緒だと思うんだ」
「ママ、ブラックホールに入るとどうなると思う??」
「それはこわいな~、入って中見てみたい気もするけど、こわいわ」
「ブラックホールにはゴミがいっぱいあるでしょ、ゴミとゴミの間に行けば何かがあるかもしれない。ブラックホールの先は違う世界があるでしょ」
「未来から今に来ることもできるかもよ」
「来るスピードは光より早く、帰るスピードはそのスピードよりもっと速く戻るんだ」
etc…
次男の頭の中には、広い広い宇宙が広がっているようです
すっかり温まって、お風呂から出て
カレーを作って食べました
学校に行きづらい次男
次男の自己肯定感がこんなに低くなっていたとは
自分のことをここまでダメと思っていたこと、思わせちゃっていたことが悲しくてショックで、私は一体何をやってるんだろうと呆然としました
子どもが自分のことを好きと思えることが大事
どんな自分でも大丈夫、色々あってもなんとかなるさ
と思ってもらいたいと思って日々接してきたつもりなのに
こんなにつらい思いをさせてたなんて
でも、今日は次男の気持ちが聞けて良かった
話してくれてありがとう
お風呂でも、面白い話をいっぱい聞かせてくれてありがとう
てんかんの薬も朝晩いつも飲んでがんばってる
吃音で「なんで僕はこんな話し方なの」って悲しんでるのも知ってる
学校も次男にとってはすんなり馴染むところではないのかもしれない
でも、大丈夫
ママは大丈夫だって心から思ってる、信じてる
2022年12月27日
今日も1日無事に終わることに感謝
子ども達が色んなことを教えてくれるとすごく感じた日
P.S
長男にはとても助けられた
次男のピンチに
三男の面倒を見てくれただけじゃなく
なんと、私と次男がお風呂に入っている間に
カレー用ご飯を4合焚いておいてくれた
ありがとう
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