みなさん芥川龍之介の「蜘蛛の糸」はご存じですか？

勿論、読んだことがあります。と言う方が多いと思います。

「蜘蛛の糸」芥川龍之介

『ある罪を背負った男が死んだ後に地獄に落ちました。

「カンダタ」と言う男です。

ある日、お釈迦様が地獄を天国から見られたときそのカンダタを見つけました

カンダタは生きてる時に、一度だけ蜘蛛を助けた事があり、

お釈迦様は蜘蛛の糸を一本、

カンダタのところへ垂らしてあげました

カンダタはその細い糸を見つけ、必死で上に登って行きました

すると、他の地獄にいる者達が、

我も我もと糸に必死にしがみつき登って来たのです

それを見たカンダタはびっくりです。

人が増えると糸が切れることを恐れて、全員を降りろ！と怒鳴り、

足で登ってくる人を「降りろ、降りろ」と競り落としていきました

すると、その途端に糸がぷっつりと切れてしまい、

カンダタはまた地獄に堕ちていきました』

簡単にお話の要点をまとめるとこんな内容ですね。

この本を読んだ時にみなさんはどのように感じたのでしょうか？

蜘蛛の糸の教訓とは何でしょうか？

「蜘蛛の糸」は、独りよがりになることは良くないですよ。

という教訓が描かれている小説だと感じます

私は学生の頃の図書室で読んだ記憶があります。

ハッピーエンドではないこの話を、初めて読んだ記憶が今でも心に残っています

この人間界でも始終言われていること

「善人は天国へ行くことができ、罪人は地獄に落ちる」

という教訓による説話です。

本の世界からは色んなことを学ぶことができます。

その中でも、心して読みたい一冊です。


この「蜘蛛の糸」だけではなく書籍からは色んな教訓を学べますよね

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