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常識は空気に似ている

誰が決めたかわからないのに、さも当然のように、多くの人が常識を信じている。

よく「常識的に考えろ」と言うけれど、その常識は、あなたの常識なのでは、と思ったり。

でも、その常識に、多くの人が縛られている。
会社に勤めなければならない。すぐに仕事を辞めるのは悪いこと。ひとりじゃいけない。家庭をもたなければならない、などなど。

人それぞれ違う生き方があるのに、なんとなく常識というものに、自分を照らし合わせて、こうじゃなきゃいけないって、思ってしまう。

だから、常識に合わなかったら、自分を責めてしまう。

他の人たちは、普通に生活をしているのに、なんで、僕だけ、と。

この「普通」もある種の常識なのではないか。画一化されたちいさな世界で、その基準からはみ出したら、自分がいけないんじゃないかって思ってしまう。

それは少数よりも多数の方が、正解だと思い込んでしまうから。自分は違う考えがあるのに、多数の人が常識で考えているから、自分は間違っていると思ってしまうのだ。

しかし、よくよく考えてみると、多様な人たちがいるのに普通に当てはめること自体、無理があるのだと思う。

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