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ヨーロッパを旅した100の感想:34.3ヶ国留学で感じた国別の移民の国籍の多様性

当たり前だとは思うのですが、国によってどこの国から来ている人が多いのか全然違うもんですね。

例えば日本だと全体的に韓国の人や中国の人が多いじゃないですか、東京だとベトナムとかアメリカも多いかもしれませんね。長野だとブラジル、山梨だとインドの人が多かったりします。みたいな。

日本国内でも、地域によって多い国の人が全然違うんですよ。

今回は三ヵ国留学をしてみて感じた感想として書いてみようと思います。なので、メインはマルタ・ロンドン・ダブリンについての話です。

マルタ

マルタだと、ロシア・ウクライナ・カザフスタンの方達が英語を学びに来ていることが多いように思いました。もちろん、イタリア人やフランス人も結構いますよ。

ただ、他の国に比べたら目立つのはロシア・ウクライナ・カザフスタンのほとたちだったように思います。あとは日本人ですね。

日本人は本当にたくさんいました。めっちゃいます。

他にもブルガリアやスロバキアの人もいたような気がしますが、勉強しに来ているよりも働いている人に多い印象ですね。

あと、ブラジルやコロンビアの方も結構多かったです。

ロンドン

ロンドンなんて、ヨーロッパの中でも憧れの街ですから世界中の国から人が集まってきています。むしろ、イギリス人と出会う方が難しいほどに世界中の人がいますね。

語学学校で見かけたのは、ほとんどスペイン・フランス・チェコ・トルコ の人たちでしたね。たまにイタリアやポルトガル、タイの人がいます。

しかし、働いている人であえて多いと思った国をいうならポーランドとイタリアですね。本当にこの2カ国の人たちは多いです。

私たち日本人がロンドンでイギリス人に中国人に間違えられて腹が立った際に言い返すといい返事として、「イギリス人なの?ポーランド人かと思った」といえばいいと言われたことがあります。それくらい、ロンドンではポーランドの人がたくさんいますし、私たちアジア人から見てイギリス人なのかポーランド人なのかの区別はつきません。

どうやらポーランドでは若者の夢のひとつにロンドンで働くことというのがあるようですね。なので、祖国で徹底的に英語を学んでロンドンにはそのまま働きにくるというのが一般的だそうです。

おそらくイタリアの人が多いのもその理由な気がします。

ちなみに、ブラジルやレバノン、エジプト、場所によってはアメリカからきている人もいましたね。アメリカって聞くと不思議ですよね。ですが、アメリカではイギリス英語の方が待遇がいいということで小さい時からイギリスで英語を学ぶ人が少なからずいるんだそうです。

アイルランド

アイルランドは、学んでいる人も働いている人も圧倒的にブラジル人が多いです。もうびっくりするくらいいます。

ブラジル人にとってはとても居心地がいい国だそうですね。なので、語学学校にいっても英語よりもポルトガル語の方が聞こえることが多かったように思います。

ブラジルのほとたちは、陽気で面倒見がいいので色々仲良くなると楽しいです。けれど、日本人的意見をいうと、空気が読めないので時々めんどくさいんですよね。

まあ、悪い人たちではないです。あとは日本人が多いですね。ダブリンも大きな街ではないので、人数としてそこまでいなくてもよく会ったりするんですよね。

番外編・ドイツ

ドイツには留学していないんですが、3週間ほど長めに滞在していたのでそこで感じたことを少しまとめますね。

ドイツの人口の3分の1はトルコ人でした。なので、トルコ料理店やトルコ人のコミュニティがたくさんあります。

そして、並んでシリアやイランの人も多いです。これはドイツが何年か前に移民を大量に受け入れますという政策を発表したがゆえだそうです。

けれど電車でたまたまお話ししたシリアの方は、可能なら自分の国にいたかったが、国内の戦争のせいでいることが出来ず逃げることができる国にきた先がドイツだったといってました。

なんだか悲しい話だなと思ったのですが、彼から生きて学べて自由に生きていけるだけで幸せだと言われて余計に悲しくなってしまいました。日本にいてそんなことを考えて生きたことなどなかったからです。

国が違えば、いろんな人がいるものですよね。

しみじみ感じてしまいました。

自分のあっている国に行くのが一番

正直、行ってみないと自分のあっている国はわからないです。

けれど大まかに生きたい国の歴史や、多い国の国籍を調べるだけでその国の特性が見えてくることもあると思います。

そういう視点で留学先を探してみてもいいのかもしれません。




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