滑らかで甘い、今年のアレ

この写真があったら、もしかしたら・・あれですか?

と気がつく方は、もはや読まなくても良さそうなくらい、僕と仲が良くなっていると確信できそうです。いや、僕と仲が良いと言うより、僕が紹介しているケーキがもはや僕の分身のように、読み手の脳内に存在しているのだと思うのです。

そう、、あれのことです。

スタバでも3年前から売られるようになった、僕が大好きなケーキである「モンブラン」のことを書きたいのです。

こんなに勿体ぶったからには「昨年と変わらず美味しかったです!」みたいな短絡的な感想は書けないわけで、実際、そんな感想は書きたくないと思っています。念のために言えば、美味しくなかったら、そもそも書かないので、僕の中での基準は超えています。

この季節になると、モンブランをみると、僕を思い出す・・という声をさまざまな方からいただきます。モンって美味しい、それに気がついていない人も多いよね、と言い続けてきた僕としては一定の効果を感じているところです。

スタバでモンの提供が始まった3年前は、投稿はしていませんでした。とても期待していたけれど、端的に言えばモンブランというケーキの存在感に甘えているような、そんな完成度の低いケーキでした。(個人の感想です)

そして昨年、モンをリニューアルして発売。見違えるように、栗の存在感が増し、造形の工夫も、トップに飾られている栗粒も、スタバにおけるモンブランの価値を再認識させるものでした。

そして3年目の今年も、モンブランが発売されました。「なめらか栗モンブラン」

今回も、食べてみました。

まず見た目のインパクトとして、僕がかねてから言っている「台」。

・・存在感があります。多くのモンは台とクリーム部分の大きさは同じか、台が隠れてしまっていることもあります。しかし、これは逆。台が主張しています。

台だけ食べた時に、みっしりとした食感ではなく、そんなに重たくなくて、口どけがとてもよく、驚きました。カステラみたいな食感だなと思っていましたが、後でサイトをみたら、やはりカステラでした。

上のクリームは、昨年の洋酒が香る大人仕様のクリームから変わり、滑らかで甘く、栗の粒感はほとんどありませんでした。トップに飾られていたのは、ダイスカットされた甘露煮。いわゆる日本のモンブランは、黄色い栗が主流なので最近流行っている茶色との対比もまたいいなと思いました。

昨年は、栗のクラムが中に入っていましたが、今回はトップに載っていたダイスカットの甘露煮が中にも入っていました。前回はなかった、栗のムースも存在感たっぷりで、全体的に滑らかで口溶けの良いモンになっていました。

クリームの口溶けの良さを継承するための台ならば、昨年のココアスポンジでも良さそうですが、水分を吸ってスポンジがグズグズになってしまう印象があったので、カステラにしたのではないかと思っています。

あとは、単純にオペレーションのしやすさから台を大きくしたのではないかとも思いました。昨年のものは、トングで掴むことができない形でしたし、ほぼクリームだけの表面では、すぐに手指の跡がついてしまいます。

載せた時の安定感も抜群でしたし、さらに台をきっちり四角にしたことで、造形の美しさが際立ったように感じています。

ケーキは基本的に甘いものですが、今回のモンは昨年に比べて甘さが出ているように思いました。さらに滑らかさであったり、マロンクリームの色合いもあり、食べる層を広げた印象があります。子どもでも食べられるような、わかりやすい甘さと、滑らかさ。

それでいて、しっかり栗の食感を感じたり、クリーム以外の素材が多く食べられることの満足感などもあって、スタバの本気度が見える(僕には、勝手にそう見えている)モンだったと思います。

スタバは、どのケーキもレベルが高くて、ケーキを食べるつもりがなくても、ショーケースをみたら食べたくなってしまう・・みたいなことがよくあります。毎年、ちょっとずつ変わったモンブランを楽しめることは、この時期にお店にいく理由になりますね。



昨年のモンについて書いた投稿。一昨年からのリベンジにより、とても鼻息の荒い内容になっています(笑)


モンの「台」について言及した投稿。



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