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冬至と『怪と幽』12号発売

 冬至です。いよいよ暮れも迫ってきました。
 今日はかぼちゃの炊いたんと柚子湯というご家庭も多いことでしょう。
 柚子湯は江戸時代の銭湯発祥という説を聞いたことがあります。客寄せの一貫だったようで、これまたコマーシャリズムだったんですね。恵方巻に過敏な向きはこちらもお止しになった方がいいかもしれません(嫌味)。
 一方、かぼちゃはというと、これもまた江戸時代に始まったようですが、こちらは夏に採れて冬まで保つ野菜の長寿にあやかる、みたいな験担ぎだったとかなんとか。さらに「運」をつけるためには名前の中に「ん」がふたつ入る食べ物を七種類食べるとよいそうですよ。七種類となるとそこそこハードル高いですが。ちなみに私は今日、なんきんとれんこんとにんじんはクリアしました。あと四つは来年までの課題にしよう。みかんフランとかチキンのクミン風味とかはありかな? だめかな?
 この手の習慣は由来に俗説の域を出るものはありませんけど、昔からみんな生活にちょっとした変化をつけて素朴に楽しんでいたんだと思えば、季節の行事は、変に斜に構えたりせず積極的に乗るに限ります。日々が楽しくなりますからね。
 
 積極的に乗るといえば、ぜひ乗ってご購入いただきたのが本日出たばかりの雑誌『怪と幽』12号です。

 今回のテーマは「鎌倉」。もちろん大河ドラマ人気に全力で乗ったようです。
 とはいえ、鎌倉はもともと陰の多い土地であり、怪しく幽き話も少なくありません。本誌にはぴったりのテーマです。
 今回は書評の寄稿と、ライター仕事、編集補助の立場で参加しました。三所攻めです。
 攻めの結果は明日から一つずつご紹介していこうと思いますので、どうぞお楽しみに。


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