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鉄道趣味論

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鉄道をめぐる趣味と、それを発信していく事について雑に考える
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2023年10月の記事一覧

C51から考える

 C51はいわゆる「SLブーム」以降にその世界に入ってきた人は、走行する姿を撮影できなかった形式である。

 C51を撮ったか撮らないかで世代が違うらしい。いのうえこーいち氏が丁度その間ぐらいか、梅小路で予備機となっていたのを撮った事があるようだ。

 この機関車、東海道線のエースとしてデビュー以降、あちこちの幹線を渡り歩き、長い間使用されたので外見上の変化も多く、「趣味人的な視点」で見る事ができ

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SLブーム世代の静かな引退?

 大井川鐵道に行った際に思ったのは、もう、「昔を懐かしんでSL列車に乗る時代」ではないのだという事だった。

 確かに出発前に夢中になって撮影している人は大勢いる。

 でもやはり何かが違う。

 以前行った際にこれはより深く感じた事だが、写真を撮影している人の多くは「珍しいものを、珍しいから撮っている」のである。

 何人も集まった人が「トーマスは何時に来ますか」と聞いてきたが、俺は別にトーマス

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大井川鐵道に乗ってきた2

大井川鐵道に乗ってきた2

 今回は奥泉やさらに先に行くつもりではない。沢間駅付近だけで何本か列車を撮って、最後に上り列車を撮って帰る予定である。

 接岨峡温泉まで行く列車が来たが、自分の乗った事のない展望車を挟んでいた。Googleの時刻表にはない時刻に、どこからか見物人が集まってくる。何だろうと思っていると警報器が鳴って(警報器付き踏切があるのだ)トーマスの仲間が通過した。

 次の井川行きもここで撮ろうと待ったが、今

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大井川鐵道に乗ってきた1

大井川鐵道に乗ってきた1

 静岡新聞で大井川鐵道の特集記事が出ていた。もともとが木材の輸送と電源開発から開通し、人口の少ない側の地域を走り始めたとは言うものの、現状で観光利用が7割、観光収入が9割との事。これはもはや地域の為の公共交通とはとても言えない状態であろう。
 昔(1980年代)、自分が中高生の頃に乗りに来ていた時期には、同じ位の年齢の学生とか、地元らしきおじさんおばさんの利用も結構あったように思うのだが。

 そ

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続々々・軽便鉄道模型祭2023

つづきです。

ダブルオーナイナーズ

 港の風景は結構好き。

S&BR

 OOスケールも増えて行くかな。

 Nナロー愛好会

 Nナローは凄まじい事になっているが、上手く写真撮れず。

 ナローな架空鉄道風景

 もっと撮ったはずがあまり上手く撮れてない。ガソがいい。

lococoro

 なごむ。参考になりそうな世界。

 駿遠倶楽部

 バスもいい。

 猫山森林鉄道は当然続編がある

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続々・軽便鉄道模型祭2023

つづき

 オモロデザインの所に何かすごい作品が並んでいた。

 四噸☆倶楽部

 珍犬ハックルが何の都合か本線を走行。

 代燃付きがいた。

 
 Oナローモデラーズ

 トイレ論争勃発?

 行方不明だった犬は無事発見されたらしい。

 実はこれも乗工社製品使用だという。

 会場にいたごきげんな人からもらった写真。

 まだつづく(予定)

続・軽便鉄道模型祭2023

 そういう訳で(どういう訳だ)、軽便祭ではまともな写真も撮ってはいるのだというのを公開したいと思う。

 クリッターズクラブから。

 意欲的モデラーというのは常に進歩しているらしい。しかしこの「しいたけブルー」も魅力的である。

 赤穂単端もアレンジ次第で色々になる。

 益々の発展を続ける不器用村。

 コーナーを展示台として処理しているのは気付かなかった。

 バッテリーロコ。

 こういう

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速報(?) 軽便鉄道模型祭2023から

 さて、軽便鉄道模型祭に行ってきた訳ですが、まずは会場で聞こえた言葉から。

・杉山さん店じまいセール(さみしい)

・KATOのエラい人が偵察に? 西武山口線の客車を買った?

・Nナローの良い所は、「下手」と言われない事

・沼尻のガソは走る季節があった?

・◯◯◯の本は一番売れていない。日本の軽便と接点が無いからだろう。

・レゴのシェイが複数存在。