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大事にしたい『Will』のはなし

もうすぐ子供が生まれます。親になります。

いつかは僕も親になり、子供の将来と真剣に向き合う時期が来るのかな、とぼんやり考えていたのも束の間。気が付けば、本当に親になるときがやってきたのです。

そんな自分が、ふと考えた、子供と向き合ううえで、いやもっと言うならばこれからの人生において、人と接するうえで、大事にしたいこと。

それは何よりも本人の「Will」を大事にする、ということ。

例えば、友人・家族・同僚から何か人生の選択肢について、相談を受けているとき。

または、彼もしくは彼女が何かの人生の岐路に立たされて迷っている様子のとき。

『どんな言葉をかけようか?』と考えなくてはならない。そのとき、ただ自分の好き勝手に伝えるのではなく、まずは『本人がどうしたいのか?』を引き出す。そして、前提として本人の希望を立てたうえで、助言することが重要ではないか、ということです。

要は本人の「Will」が何より大前提である、ということ。

自分の主観で、当の本人がどうしたいのか?も理解せず、知らずにアドバイスをするということはただのお節介。はっきり言ってそれはその人のエゴでしかない、とまで思います。

子供が大きくなって、人生の岐路に立たされたとき。進路に迷っているとき。

どんな時も『(親として)僕は君にこうして欲しい』ではなく、『君がどうしたいのか?』、をまず大事にしたい、そう思います。

きっと子供が育つにつれ、それも難しくなっていくのかもしれません。息子・娘にこうあってほしい、という思いはきっとどんな親も持つのでしょう。

「いい大学に行ってほしい」

「生活に困らないようにいい会社に入ってほしい」

「いい人と出会って結婚してほしい」

すべて間違いではないと思う。けれど、究極的には本人が自分の思うように・願うように人生を生きてくれればそれに勝るものは何もないはず、今の僕はそう思います。

「本人がどうありたいか?どうしたいか?」を何より優先すること。これだけはいくつになっても僕は信念として貫き通していきたいと思います。

とりとめもなく書きましたが、親になる時期を控えた自分の唯一の誓いでした。

終わり

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