マガジン

  • ロードバイク遍歴の備忘録

    自転車のことをすぐに忘れるので鳥頭のアウトプット

最近の記事

WheelTop EDS TX 自腹レビュー

日本のホダカが代理店になって出てきた、4月発売と言いつつ5月の下旬にようやく手元にデリバリーが始まった電動コンポーネントである。 いくつか種類があるが、手元に購入したのはワイヤー式ブレーキ向けのドロップハンドル型、カーボンレバー仕様である。型番で言うと TX-RA6000。 4月の頭に注文して、手元に入手できたのは5月19日だった。 フレームに取り付ける対象のフレームは 2011年式の ANCHOR RFX8 である。購入が2012年なので12年選手のフレームだ。 当然

    • YONEX CARBONEX SLD Vol.3 実走編

      Vol.2 から続く。 納車 さて、2月の14日頃にできそう、と言われていたのではあるが、15-17日はあいにく北海道に行っていたので、18日にキムラ自転車に顔を出すことにした。 18日の午前中に別用のついでに店に行ってみると、社長が「おっ」という顔で迎えてくれた。 聞けば組み上がっているはずだが、ダブルチェックがまだだという。 「午後来てもらったら渡せるようにしときますよ」 とのこと。 であれば、一旦帰宅して実走して帰る支度をしてくるか、ということで昼ごはんも兼ねて出

      • YONEX CARBONEX SLD Vol.2 納車に至る編

        Vol.1から続く この1年以内に1台リペア、1台新車、1台バラ完で3台増車したようなもので、流石に冷静になって「やりすぎ」「バカもの」「大うつけ」と己のアラートが大きな音で鳴っている。 まあそれはそうである。 しかし買えちゃう、となるとまたそれはそれでどうしたものか。と考えるものなのだな、と妙に他人事のような気がしつつも、流石に嫁に相談した。 かくかくしかじか、春の3月に注文してフレーム生産してもらって上がってくるのが6月として、30万の目処がつくタイミングくらいには

        • YONEX CARBONEX SLD Vol.1 出会い編

          最初から最後まで脱線する話 なぜ最初のロードバイクを ANCHOR にしたのか。 私は古い考え方をする人間でもあるので、日本メーカーの作った自転車が欲しかったからだ。とはいえ現実的には生産しているのは MERIDA だという話も聞いたことはあるし、天下のブリヂストンであっても流石に全て国産というわけでもあるまい、ということは前提としつつ、それでも国内のメーカーで行きたかったのだ。 細かいことは省略するが、私の最初のスポーツバイクデビューは SCOTT の SUB30 とい

        WheelTop EDS TX 自腹レビュー

        マガジン

        • ロードバイク遍歴の備忘録
          8本

        記事

          ELVES FALATH EVO 2023

          自分だけが自転車に乗っていると、一人で走るのは時々寂しいと思うものだ。 特に休日、単独で出かけるともなると、夫婦で違う行動をすることになる。 休日の選択肢の中に「自転車に乗る」を入れている自分と入っていない妻、そもそもスポーツバイクを持っていないのだから妻の選択肢に最初からないのは自明の理であった。 また同時に一級品のエアロロードバイクを CANYON で注文したわけだが、ELVES という新興メーカーの何やらメカめかしくて写真を見るだけで心がうずうずしてしまうエアロロード

          ELVES FALATH EVO 2023

          CANYON Aeroad CF SLX 8 Di2 2023年版 Vol.2 走行・車体性能編

          さて長い前置きがあったので、実際の車体のレビューとは言わなくても走行に関するアレコレについて忘れないうちに書いていこう。 走行フィーリング 私のホームコースというほどは走り込んではいないのだが、広島県広島市在住なので日本最長サイクリングコースである中央森林公園の健脚コースがド定番のコースである。 もちろん 12.3km もあるコースなので1日に5周も10週も走ったりはしない。(そんな元気はない) そこで ANCHOR と走り比べてみたのだが、下りながらのカーブを3つも抜

          CANYON Aeroad CF SLX 8 Di2 2023年版 Vol.2 走行・車体性能編

          CANYON Aeroad CF SLX 8 Di2 2023年版 Vol.1 購入編

          CANYON はロードバイクに乗っている人なら当たり前に知っているドイツのメーカーではないかと思う。ただ自転車に興味がない、もしくはスポーツ自転車の入り口にしか立っていない人には未知のブランドである、というレベルを乗り越えられてもいないのではないだろうか。 それは別に不思議でもなんでもない。 通販で数十万、場合によっては100万円を超える金額をカード決済せよ、と言われて鼻白まない人は殆どいないであろうし、その最初のステップを超えて初めてドイツ本国からはるばる届けられるからだ

          CANYON Aeroad CF SLX 8 Di2 2023年版 Vol.1 購入編

          ANCHOR RFX8 EQUIP

          購入したのは2012年ごろだったかと記憶している。そう考えるとドロップハンドル初体験から干支がひと回りもしたのか、という気持ちになるのはさておき、EQUIPはシマノ105組の中間からエントリーグレードくらいだった。 価格はおおよそ25万だったが、カラーオーダーができ、ハンドル幅やステム長もオーダー時に指定できて至れり尽くせりなのに料金はコミコミだったのでありがたがったが、今ほどそれが貴重であると理解はしていなかったかと思う。 フレームとフォークはカーボンだが、ハンドルやステ

          ANCHOR RFX8 EQUIP