自分たちの踊り

はじめまして
お久しぶり
おはよう
こんにちは
こんばんは
Moon God Coffee
と申します
京都で自家焙煎珈琲屋をしています
月神と申します

最近読み終わった本
「一生のお願い」
高橋久美子 著

著者はチャットモンチーのドラムだった方で
私の青春の音楽を奏でてくれた人なのです

エッセイのようで小説のような本書

その中で

自分たちの踊りがあるってなんと素晴らしいことだろうかと思った。どこへ行ったって踊りや歌は私達の垣根をとっぱらってくれる最古の挨拶だ。

という文章を見つけ
自分の故郷の踊りを思い出しました

故郷の函館には
自分たちの踊りがあるのです

それは

「いか踊り」

毎年行われる港まつりで踊る踊りです
マンホールに踊り方が描かれていたり
函館の人にとったら
当たり前に踊れる踊り
港まつりでは
大通りが歩行者天国になり
最後は参加者など関係なく
路上にいる人も自由に参加できました

最初の

ドッドン!パァン!

という手拍子の音が聞こえると

細胞レベルで反応し
血が疼き
躍らずにはいられないほど
小さい頃から
ずっとずっと聴いてきた

自分たちの踊りです

そして歌詞もいいのです

函館名物いか踊り
いか刺し
しおから
いかそうめん
もひとつおまけに
いかぽっぽー
いっかいっかいっかいっか
いっかおどり
いっかいっかいっかいっか
いっかおどり
いっかいっかいっかいっか
いっかおどり
いっかいっかいっかいっか
いっかおどり

これが
エンドレスです

この歳になっても
踊れる自分たちの踊り

大学生の時に
何気なく
「函館はお祭りでいか踊りを踊るんだけど・・・」
と話すと
友達に

「え?いか踊り?」

と怪訝な顔をされ
それ以来、その子にとって

函館=私=いか踊り

となっているようで

函館を背負っているように思えて
誇らしいなと思っております

以前いた千葉県木更津市にも
「やっさいもっさい」
という踊りがありました

自分の故郷の踊りがあるというのは誇らしい
一緒に踊れば
垣根はなくなる

この本を読んで
そんなことを思いました

最近本が読めていないのですが

やっと読み終えた一冊でした

合言葉は





ごきげんよう

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