50音順番投稿その9「け」

今回は前回くの2回目だったので改めて「け」で始まることを書こうと思います。

「健康」についてです。

最近は体の健康よりも心の健康、いかに健全性を保つかが成功へのベースになっていると感じます。

自分の中ではなかなか自覚はなかったですが、そういえば今まで大病、大怪我というものとは無縁でした。
最近は風邪ひくのも年に1回あるかないかです。
これだけでも非常にラッキーだったと思っています。

心の健康に欠かせないのが前回も書いた「クリアリング」なのですが、もう一つが、

「群れの中に存在している自分を認識することです」

正規でも非正規でも会社に勤めている人だと気づかないと思いますが、一人で仕事をしていたり、ネットでビジネスをしていると、場所はどこでもできてしまいます。
このどこでもできてしまうのが実は心の健康には厄介で、人間は動物的に「一人で生きていくこと」ができません。
ストレスの元凶ともなっている「他者を意識する」環境に身を置かない限り精神的に参ってしまいます。

犯罪者を刑務所に入れるのも、罰として社会との接触から隔絶することが、人間には一番堪える精神的苦痛であるというのがわかっているからなんでしょうね。

人間はどんなに文化的に科学的に進化していたとしても、所詮動物の一種であることからは逃れられず、他の動物に比べて肉体的に強靭ではないので、必然的に集団の中でしか生きられないのは明らかです。

集団の中でストレスも感じますが、集団の中だからこそ安心もできるのです。

でも、おそらく、そんなことは皆さん私よりも遥かによくわかってらっしゃるんだと思います。恥ずかしながら私の方がこの歳になってもまだまだわかってませんでした。

一番コアな家族を持たず、従業員も雇っていない会社を自分一人でやっていると、集団の中の自分を意識できなくなることがあります。

だから、あえて、集団の中の自分を意識する機会を意図的に作らないといけません。

これからは私の経験談です。

数年前までは「お酒」がその集団に所属する重要なアイテムでした。
英国圏では「パブ」という形式の居酒屋がありますが、意味は「社交場」(Public House)という意味です。
ここにくれば顔馴染みが同じ席やカウンターで飲んでいるし、自分のことを認識してくれている人と出会えるので、向こうでは一つのセーフティネットにもなっています。

私も数年前まではそういうお店を何店舗かあり、その店のイベントなどにも参加していましたが、今は一軒もありません。
健康のためお酒を飲む回数を減らしたり、飲みに行かなかったり家飲みになったり、コロナで飲みにいけなかったりで、つい足が遠のいて今に至ります。

趣味の集まり、もまたその一つです。
スポーツ観戦やアウトドアのスポーツが好きなので、その趣味の関連の仲間と会話したり、一緒に遊んだりしていました。当然、そこにはお酒も入ったり、趣味以外でもあったりしていたのですが、今年の夏から激減してしまいました。

ビジネスでもいくつかコミュニティに入っています。同じビジネスのコンサルクループに入っていますし、セミナーやビジネススキルの講座に入ってそこで知り合った人と名刺交換をしたり、情報交換をしたりしています。
また、自宅で仕事はせずに月会費を払ってコワーキングスペースで仕事をしていますので、そこの会員さんと挨拶や会話をすることもあります。

ただ、こうやって自分の行動の棚卸しをしてみると、ここ数年でそういったコミュニティから離れていっている、参加するコミュニティと頻度がどんどん少なくなってるのが、如実ですね。

そんな中、今一番やっているのが、

「人混みに行くこと」と、

「街中をウロウロすること」です。

人混みに行くのはその言葉の通りでとにかく街中を歩いたり、どこかのお店に入って人の流れを見たりしています。
休日は自然の中で人と離れて過ごすという方は普段の生活で人に会いすぎて自分を見失いがちになってる部分もあるのではないかと思いますが、人混みに行くのは、逆に人に会わなさすぎだったりします。
人間は1日300人以上の人と会わないと孤独感を感じるそうです。

孤独感を感じたり、急な不安感を感じてたり、時計の針の音が気になる場合は、合わなさすぎになってる可能性があります。テレビやパソコンを消して電車の中ではスマホを見ずに人間観察をすることをお勧めします。

もう一つはウロウロすることです。
孤独感や不安感、ネガティブな感情が浮かんでくるのは、多くが
「視点移動が少ない」
「視点が一定の向きになっている」

ことが原因となっているそうです。

ここから考えられるのが「スマホのみすぎ」「パソコンの見過ぎ」「テレビの見過ぎ」など、受動的に情報を得ている行為になります。
体は動いていない、視点も画面の範囲内でしか動いていないと肩こり、眼精疲労、ストレートネックにもなりますし、何より「上から目線」で下を向いて画面を見続けることになると思います。
肉体の動作は心にも完全に作用しますので、あたかも落ち込んでいることと同じ姿勢になっています。

だから、街中をウロウロすることがこの不安感を解消する手段の一つとなります。
好きな街でもいったことない街でも構いませんので車でドライブではなく、自分足を使って体をうごかして人間観察やウィンドウショッピング、看板や路地を見たり、新しい道を見つけたら積極的に入ってみるなどを毎日続けることを今多めにやっています。

毎日通うところでも行き方を変えて見たり、一駅前で降りて歩いたり、とにかく体を動かす、視点を動かす、新たな発見をして刺激を受ける。
これをやることによって脳に刺激を与えて、運動で心臓を動かして不安や鬱っぽさを吹き払っています。

もう一つ、これは今やってないのですが、散歩をする際にトングとビニール袋を持って、「ゴミ拾い」をすることです。
これも視点は動くし、ゴミ探しが宝探しのように感じてきますし、体も動かすし、さらには環境も良くなり、社会にも貢献する。
2年ぐらいやっていたのですが、ここ数ヶ月やってません。
原因は「ゴミ箱」の減少ですね。コンビニも店内にゴミ箱を置いて外からのゴミを受け付けなくなってきてるので、拾ったゴミの置き場に困ってしまったのでした。

ほとんど今回はメモ帳というか備忘録的な内容になりましたが、
50代、60代となると肉体的にも精神的にも段々と行動範囲が狭まってきます。
それでもアクティブに自分を鼓舞すること、アクティブな習慣を続けることが、自分を活性化し、諦めない心を持ち続けることで成功にも近づいていく原動力になるんだと思います。

でも、本当にしんどい時は一日寝まくって体を休めることも大事です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
一言でも何か生活のヒントになったとしたら幸甚です。

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