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最近の歴史マンガーー『天幕のジャードゥーガル』を読んで

 トマトスープ著 秋田書店 2022年出版

 この本も近所にある本屋さんで購入。最近、地元の本屋さんに投資しようと思って、毎週日曜日は積極的に、そこの本屋に通い、マンガを数冊購入するようにしている。これもなにも、私がまともに仕事に就いたからからだが。

 どことなく手塚治虫の絵を思わせるタッチのコミック。マンガのこと全然知らないし、描いたことがないからよくわからないが、黒のベタ塗りの表現が多い。それがどことなく、BDとか外国にも通じる絵の描き方なんじゃないか、と思いながら読んでいた。「このマンガがすごい!」2023年の第一位に選ばれたコミックだそうだ。英語のタイトルが "A Witch's Life in Mongol"とあるように、ユーラシア大陸のモンゴル帝国時代のような、ちょっと創作もあり、知られている歴史を忠実に描いているようでもあるが、詳細は分からず、まあ、マンガだからどうなんだろな、と思った。ベルばらを読み込んでいた友達がフランス革命について超詳しいかったり、歴史マンガ読んだ人が学校で教わる歴史に強いことがあまり理解できなかったが、まあ、マンガなりに創作も入っているけど、それなりに本当のことなんだろうな、と思った。

 もちろん、注目されるべきポイントは、主人公が女の子の奴隷ということで、彼女が王やカリフと関わっていく成長譚で、この先どうなるんだろ、という感じでこの1巻読み終わったが、途中でなんかどこかすっ飛んでるとこがあって、ストーリーを見失った箇所があり、よく分からなくなった。

 なんか最近のマンガって、読んでる途中で話を見失ってしまうものが多い。


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