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飛び込み|一番大切なことは恐怖心を減らすこと

先週も横浜国際プールにて、
飛び込みの撮影会をさせて頂きました。

ご参加頂きありがとうございます!

過去何度か
飛び込みのレッスンを開催させて頂きましたが
始めて飛び込みをされる方の
ほぼ9割の方は
スタート台の高さに驚きます。

そしてスタート台に立つと
「高い」「怖い」となります。

スタート台は
思ったより高い位置にあります…。

そのため、
こんな高いところから飛び込むなんて
...と、恐縮心が湧いてしまいます。


しかし、その恐怖心を克服しないと、
試合には出れません。

飛び込みのレッスンで
最初にお伝えすることは
「まずは恐怖心を減らすことが重要」
とお伝えします。

「怖い」と思うだけで
腰が引けてしまい
余計に胸や前ももを
水面に打ちやすくなってしまうからです。


恐怖心対策として
「たくさん教習することです!」
…と言われても、
実際に飛び込む機習をする機会は限られます。

なので、ホームプールでは
イルカ飛びスタートから
泳ぐ練習をしたりして
飛び込みのイメージしましょう。

たくさんこなすことで、
体に「スタートのイメージ」を
刷り込ませるのです。

それから、、、
ちょっと精神論っぽいですが、
「閉き直る」ことです。

スタートは、
「よし!頑張るぞ!!!!」と
思えば思うほど、失敗してしまいます。

失敗すると、
ゴーグルが取れたり、
お腹を打ったりして、
前が見えなかったり
痛い思いをしたまま、
泳がなければなりません。

なので、
「そ〜っと、落ちよう…」
「力まず無難にやろう」と
思うことが大切です。

しっかり重心を前にかけていき
ひざを伸ばせば、
そうそう変な落ち方はしません。

更に、
これはいつもレッスンで
お伝えしていることですが、、、

最初にスタート台に立つとき、
背筋を伸ばして立つことです。

できるだけ、
高い位置から見下ろしましょう。

「そんなことしたら、
余計に高く感じるのでは?」
と思うかもしれません。

背筋を伸ばして視線を高くしたあと、
スタートの構えをすると、
グッと視線が低くなります。

すると、水面も近く見えるわけです。

そうしたら
「あ、意外と低いかも!?」と思えてきます。

シンプルに
低いと感じれば、恐怖心も減り、
スタートの成功率も上がります。


もしスタート台の上で、  
「これは無理…」と、
思うほどの恐怖心があったら、
無理に飛び込むのはやめるべきです。

そこまでの恐怖心がある場合、
体が硬直して動かなくなるので
予期せぬ事態が起こります。

恐怖心というより「不安・心配」ならば、
練習と開き直りでなんとかなりますが…


マスターズの場合、
無理に飛び込む必要もないですが、
「せっかくなら、飛び込みでスタートしたい」
と思っているのならば、
きちんとした準備をして試合に臨みましょう。

飛び込み練習はできなくても、
スタートの練習をする方法は
いくらでもあるります!

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