見出し画像

『NFTゲーム・Play-to-Earnの持続性の課題』~Google AIまかせのWeb3ニュース 2022.3.13【学習】

今日は「NFTゲーム・P2Eの持続性の課題」に注目!
・Web3のGameFiに集まる世界のリスクマネー:成功する事業モデルとは
 NFTゲームの第0世代から第4世代までのロードマップ
 ポンジスキーム、稼ぎ逃げの運営効率
 STEPN10分4000円の収益の衝撃
 永続的なNFTゲームは輪廻転生型?

後半
・NFTと仮想通貨の相場は独立している?
・ARスポーツ「HADO」
・暗号資産の中立独立性とロシア制裁


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

まとめて手軽にWeb3の最新動向がわかるnoteマガジン
Google AIまかせのWeb3ニュース」を毎日お届けしています。
スキ・フォローよろしくお願いします!

■トップニュース

テグロでは、ノン・ファンジブル・トークンとファンジブル・トークンの組み合わせで、ウェブ3ゲームモデルを第4世代までに分類。第0世代はゲームのための純粋なNFTで、取引はあまり頻繁ではない。第1世代は、より高い流動性と、ファンジブル・トークンとNFTの組み合わせのために作られている。第2世代は、予測可能な供給と長期的な流動性のためのもの。第3世代は、サービス経済や労働経済のような純粋なP2Eである。そして第4世代は、経済的ガバナンスに関係する。

「現在、主要ゲームメーカーがすべてウェブ3戦略を実施しているという、転換点に来ている。しかしその多くが、プレーヤーを持続可能に守ることのない、純粋なNFTモデルから始めている」と、メノン氏は指摘した。

Web3の魅力を世に知らしめたのが
ゲームで稼げる「Play-to-Earn」。

しかしP2Eは黎明期であるがゆえに、現段階では
持続可能な経済モデルが確立していないこと、
これから多くの新規参入ゲームが増える中で
持続可能なゲーム設計が模索されていく

ことを提示している記事です。

起爆剤となったアクシー・インフィニティ

ゲームの人気が、そのトークン経済に大きな圧力をかけることとなった。SLPが作られるスピードは、流通から除外される「バーン(焼却)」のスピードの5倍。そのため、SLPトークン価格は急落し、ゲームそのものが、ユーザーにとって魅力のないものとなってしまった。

P2Eゲームの代表作がAxie Infinity。

フィリピンを中心に流行し、
本当にゲームプレイで生計を立てる人が
多数登場しました。
フィリピンではSLPトークンで
タクシー代が払えたり、Axieプレイヤーが
集まって居住する集落が登場したりも
しているそうです。

しかし経済設計のバランスの問題か、
急速にユーザーが集まりすぎたせいなのか、
急速なトークンの価値下落・
キャラNFTのインフレ、
その結果の時給の大幅下落が起きました。

「稼げる」ことでユーザーを増やした
ゲームであるため稼げなくなると
ユーザーが離反してしまいます。

ゲーム自体の楽しさや出来栄えは
正直イマイチという声も多いため
稼げなくなると人が減り、課金者が減り、
さらに収益が得られなくなる悪循環に
陥ります。

Axieが話題になり始めた初期に
過度なPlay-to-Earnは危険、
Play-to-Fun(楽しむために遊ぶ)
という本質的なゲームの価値を
わすれてはいけない、という話を
Twitter Spaceで伺いましたがまさしく。

日本ではSTEPNがブームです。
歩く・走ることでGSTトークンが稼げます。
「Move-to-Earn」と呼ばれています。

GSTトークンが値上がりしていることもあり
10分走って4000円以上稼げるというのは
衝撃的です。でもだからこそ危険。

↑しかしこの記事にまとめられている
通り、新規ユーザーの初期投資を
既存ユーザーの収益に回すだけの
ポンジスキームです。

高収益で話題を取り新規ユーザーを集める。
でもいつか必ず頭打ちになります。
初期が高収益であるほど、収益が下がった時の
離反も早い。
これは持続可能なんて頭にない設計です。

莫大な初期収益の何割かをトップオフして
流行りが終わったらサービス終了。
これなら何のためのNFTゲームでしょうか。
いまのスマホゲームと同じです。

ゲームサービスが終了しても
NFTならアイテムが手元に残る。
運営の中央集権からゲーム業界も脱するんだ
それがWeb3だ。
今はすべて幻想です。

↑しかしAxieのブーム終焉を見て悲観する
だけではなく、
これからのP2EゲームやNFT/FT活用は
持続可能な経済設計を目指して進化する
と提示しているのがこの記事です。

そういう持続可能なゲームもできる
でしょうきっと。

しかしP2Eゲームの黎明期の今は
雑なグラフィック、簡素なシステムで
安上がりに作られ、
P2Eで稼げる、しかも莫大に!
の話題だけで短期間に何億も稼げる
という効率のよいビジネス
になっていますので
続々とポンジなゲームが出ます。

黎明期を脱しても
今のスマホゲームがそうであるように、
初期開発費用は高額で参入障壁は上がるも
短期の売り逃げで時間効率を上げる、
収益が上がらなくなったら終了する、
という初めから持続するつもりのない
強欲な運営は続くはずです。

NFTだから、Web3だから、P2Eだから
良いゲーム設計になるわけではない。
人間の欲に最大限効率化されることは
Web30.0になってもたぶん変わらない。

特に株式会社が作るP2Eゲームは
株主からの収益要請で終了させられる。
DAOでも収益効率は必要なので大差ない。

期待するのは、ゲーム内のアイテムを
他のゲームに移行できる相互運用性が
実現されたとき、終了するゲームが
輪廻転生するような状態です。

ゲームもシリーズタイトルが売れるので
別の誰かが輪廻転生させて
新しい経済圏が作られる。
その結果持続性・永続性が生まれる。
これはあり得るかもしれません。

ひとつのゲームタイトルだけで
永続的に稼ぎ続けられる状態
は難しいでしょう。

ゲームメーカーの手を離れて
自律分散的に進化するかもしれません。
今後P2Eゲームの本当の進化が楽しみです。

↑どういう経済設計にするのか、
日本でどこまでできるのか楽しみです。


■NFT関連

↑多少の連動性はあるものの、
NFT相場が独立して動くようになった。
1イーサのNFTアートはETHが値下がっても
1イーサのままだったり。

↑なるほどNFTの永続性にマッチするものを
集めたわけだ。

「命名書NFT」、「記念NFT」、
「Wedding, メッセージNFT」、「ペットNFT」

の4つが挙げられていますが、
葬儀系には相性がいいはず。

戒名NFT、法要NFT、墓地LAND、墓石NFT
VJ法要をメタバースでやるのもいい。


■メタバース・VR/AR関連

↑んー、P2Eゲームでも同じことを考える
んだけれども、
メタバースも1つのタイトルに依存しない
ほうがいいと思うんですよ。

持続性をどこまで考えているのか、
メタバース不動産の価値は流行によって
大きく左右され、最悪ゼロ価値まで行く
のが実物の不動産とは違うところ。

↑ボイチャがあればラジオができる。
サテライトスタジオをバース内に。

↑これは楽しそう!
アトラクションとして普及する!
オリンピック競技になれば
映像映えするぞきっと。


■ウクライナ情勢

↑暗号資産の中立性の観点から
コインベースCEOもロシア制裁についても
慎重な姿勢でした↓

↑ロシアがインターネットを自国とそれ以外で
分割してしまったらビットコインのノードも
ロシア内外で分割されてしまうので
BTCとBTCロシアに分かれちゃう、
もちろんBTCロシアの需要はないので暴落。
というシナリオ。

↑自由という原則を曲げない取引所


■国際動向

↑大統領令に署名されても
明確な方針が示されず結局CBDCの議論しか
してないのでビットコインやアルトコイン
は放ったらかし。

↑暗号資産がどうこうというより
リベラル派が嫌いな保守系の人が書いた
記事っていう印象。


■チェーン・コイン関連

↑昨日も福岡でのセミナーで
ポリゴンジャパンの方が詰まるごめんって
言ってた。そのくらい使われてるってこと。


■取引所関連


■投資関連


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?