見出し画像

カフェインが垂直跳びに及ぼす影響について

はじめに

カフェインには、覚醒作用脂肪燃焼血管拡張作用など様々な効果があるとされています。

私も、頭をフル回転させたい時やトレーニング前にはカフェイン摂取をするようにしています。

ちなみに過去の研究では、カフェインの摂取タイミングは、スポーツの45〜90分前に摂取すると効果を発揮するとされており、適度な用量(3〜5 mg / kg)のカフェインは、両脚垂直跳びの高さを3.76〜4.3%増加させることが確認されています。

今回は、そんなカフェイン摂取が運動(垂直跳び)に与える影響について述べていきたいと思います。

エビデンス 2021年。

この研究では、トレーニング経験のある若い成人男女16名(8名:8名)に参加してもらいました。

実験は1週間の間隔を空けて2度実施し、
両脚垂直跳び3回と、片脚垂直跳び6回(左脚3回、右脚3回)
3分間のインターバルで実行されました。

※被験者は各セッションの前に、同じ条件下でウォームアップを実行しました。
(5分間のサイクリング、3分間の股関節、膝、足首のストレッチ、および10回の自重スクワット)。

参加者は、実験の60分前に、無水カフェイン(3 mg / kg)またはプラセボのカプセルを摂取しました。

※60分前は、血中カフェイン濃度を最大化するのに十分な時間です。
※3 mg / kgは、カフェイン摂取による副作用が最小限で、下半身の機能を向上させるために決定されました。

【両脚垂直跳び】

高さ▶︎1.23 cm
飛行時間▶︎20.25 ms
飛行時間:収縮時間(FT:CT)▶︎8.90ms
収縮-神経伝達▶︎2.83 Ns
ピークパワー▶︎75.47 W
反応強度指数修正(RSI-modified) ▶︎0.04ms

以上は全て、プラセボ摂取よりもカフェイン摂取で高かった。

【片側垂直跳び】

以下図2 (パネルD–F)に示すように、
反応筋力指数はカフェイン摂取後の両脚で高かった
左脚(0.102 ms)・右脚( 0.017 ms)

滞空時間(7.5 ms) 及びジャンプ高さ(0.71 cm)
はカフェイン摂取の左脚の方が高かった。

さらに滞空時間:収縮時間(FT:CT)は、
右脚の垂直跳びでのみカフェインが高くなりました。


◆図2.両側ジャンプでのプラセボとカフェイン間の平均

画像1

研究結果

結果は、3 mg / kgのカフェインを摂取した後、
ジャンプの高さが2.7%(0.8 cm)〜4.4%(1.23 cm)
増加することを示しました。

詳細分析の結果
・収縮平均筋力は2.50%
・収縮平均パワーは3.40%
・ピークパワーは2.50%
増加しました(図2、 A)

ジャンプ収縮の結果は、
収縮力が6.5±6.4%
ピーク力が4.9±9.6%
ピークパワーが16.2±8.3%
増加しました。

最後に

エリート柔術アスリートに3mg / kg体重のカフェインを摂取することは、両脚及び片脚の垂直跳びパフォーマンスを向上させ、ジャンプ力の向上を助けます。

エビデンスと言うのは、ひとつの研究結果であって100%正しいという事ではありません😊

選択肢として、今後の参考にして頂ければ幸いです🙏

また興味深いエビデンスが見つかり次第発信していきたいと思います😤💪

この記事が少しでもタメになった!!という方は

私のモチベーション向上に繋がりますので🍀

フォロー&いいね!👍
SNSによるシェアをよろしくお願いします!!!🙏🥺

何度でも5%offになる
iHerb紹介コード→【KWP744】

画像2

も使ってくれると嬉しいです😊

過去にも色々記事を書いてるので読んでみてください🙏

インスタでも色々発信しています😆💪

画像3

宜しければ、こちらも併せて
フォローお願いします😊🙏

ではまたー!👋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?