「cosmos」は、ギリシャ語の「秩序」「調和」を意味する「kosmos」に由来しているという。
そのcosmosと花のコスモスが同じ名だというのは、不思議な気もするけれど、花びらが整然とバランスよく並んでいることから、秩序だった美しさのある宇宙と同じ名前になったのだという。
花の中に小さな宇宙があるなんて、とてもロマンがある名前だ。

和名は秋桜で、コスモスと読むようになったのは、山口百恵さんの名曲「秋桜コスモス」を作詞作曲した、さだまさしさんがそう読ませたのが始まりらしい。
漢字の美しさと日本的な情緒を感じさせる、素敵な読み方だと思う。

好きな花の一つにチョコレートコスモスという品種がある。
天鵞絨ビロードのようになめらかで、こっくりとした濃い茶色の花びらに顔を近づけ匂いをかぐと、本当にチョコレートのような甘い香りがする。
そして、調べてみて初めて知った花言葉は、今も春馬くんを想う人々の心情にぴったりだった。

私が住む国にも今、コスモスが咲いている。

野の花の清楚な美しさを漂わせ、ひっそりと咲いている秋桜コスモスは、一途で儚い風情がある。
その一方で、時に激しい海風に吹かれながらも倒れず、しなやかに揺られながら凛と立つ姿は強さも感じさせる。

その姿に、また
春馬くんを重ねて見てしまう

優しいひとは、芯の強いひとなのだと思う
強くなければ、いつも人に優しくなどできないだろう

あなたを失ってから
三度目の秋がやって来た

秋桜コスモスの花言葉

美麗
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優美
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純潔
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調和
・
謙虚

チョコレートコスモスの花言葉
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移り変わらぬ気持ち