ついに出た。

昨日まで感染者が出ていなかった我が県で、
とうとう新型コロナ感染者が出たと発表があった。

『これでまた買い占めが起こる・・・』と母親が隣で嘆いている。

世界の国々では、連日連夜の大騒ぎ。
ウイルスだけにとどまらず、
アメリカでは大統領選挙の真っただ中だし、アフリカからはサバクトビバッタが大群で食料を食い荒らしながら中国に迫っている。

黙示録のラッパが、頭の中に鳴り響いているような感じか。

ただ、こんな時だからこそ冷静に考えてほしい。

【そんなに、あたふたすることか？】

だって、新型コロナといったところで、
高リスクの人でない限り、死亡率自体は高くない。

乱暴に言えば、
インフルエンザのお友達みたいなもんでしょ（乱暴すぎる、とのツッコミはさておき）。

もっと雑に言えば、風邪の強化版（雑すぎる、とのツッコミはさておき）。

それなら、
「予防法も対策も風邪と同じじゃん」との帰結にたどり着く。

具体的には、

●普段から免疫力を上げておけ
●偏った食生活をするな
●発酵食品を食べろ
●運動しろ
●ストレスを溜めるな
●早く寝ろ（スマホをいじる時間を減らせ）
●調子が悪いと感じたら人前に出ない（家にこもって体を温めて、解熱鎮痛薬を飲まない）

こんな感じ。
実にシンプル。

やることは、まったくもって単純明快。

基本的なことを心に構えて生活していれば、
恐れおののくことは無いはず。

怖いのはパニックの方

さて、今起こっている騒動ではっきりわかるのは、
怖いのがウイルスではなく、大衆のパニック心理の方だということだ。

つまり、
皆が普段から危機管理意識を持って生活していれば、

『新型コロナ？　フムフム…風邪の延長かな。
　いつも通りの免疫力アップ生活して、子どもと年寄りには気遣いしようか』的に平穏な精神を保つことができるわけだ。

もし、これができているなら、
今後、新型のウイルスが出現したとしても、
せいぜいインフルエンザの流行と同程度の生活を送れるだろう。

いうなれば、
今回の問題は、平時レベルの流行に抑えられたものを、
パニック心理によって非常事態を自ら招き入れてしまったことと言える。

我々日本人は今回の件を教訓にして、後の世代に伝えないといけない。

新型だろうが何だろうが、
最も大事なことは、常に原点に立ち戻ることだと。

免疫力を高めて、
自らが感染を広めないように自制し、
情報の真偽を判別し冷静に判断する。

そして、これを実行しましょう。

現在進行形で起こっていることと、
過去に起こった同様の歴史を学び、
子や孫が同じ過ちを繰り返さないよう、語り伝えていくことを。