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日記 #6 乗馬が趣味といえる日


 クリスマスプレゼントで乗馬クラブの回数券を頂いたので、早速予約して行ってきました。

今回お世話になったのはシャイアーと呼ばれる種の馬で、足が丈夫で太く、毛も長いのが特徴です。30分近くのCommonと呼ばれる広い原にトレッキングに行きました。

 馬に乗るためには、高い石段が設置されているので、そこで馬を待ちます。馬を近くまで寄せてもらい、まず左足をサドルにかけ、そして跨ります。よく馬は人の性格を読むや、人との信頼関係を持つ、と言われますが私の馬もどんな人が乗ったのか、ちゃんと確認する様に何回も振り返り私の方を見ているようでした。こちらも馬に嫌われないように、敬意の気持ちと緊張が入り混じったような、なんとも言えない感覚でした。

 馬の背中は筋肉質であるものの、毛並みがとても柔らかく、そして本当に暖かい動物です。全てを包み込んでくれるような眼差しで、何だか心の底から「ありがとう」と自分が素直になれるようなふれあいをすることが出来ました。

 馬を使ってモノや人を運ぶ、馬をコントロールして早く走ったり、障害物を乗り越えたり、と色々な場面で「人」を中心に動物を使っている歴史がありますが、実際にはそれだけではない、人と馬との絆があり人の歴史や産業が成り立っているのだと、しみじみ感じました。

 まだチケットがまだ数回残っているので、定期的に通ってみようと思います。
馬との絆がもっと深まって、そしてその出会いに感謝しながら一回一回の貴重な時間を大切にしていきたいと思います。

いつか乗馬が、私の一番の趣味になれる日が来ますように。


 

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