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イギリス在住 美しいものを見て、聴いて、感じて、それを「美しい」と言える感性を信じて…

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イギリス在住 美しいものを見て、聴いて、感じて、それを「美しい」と言える感性を信じて日々過ごしています。 写真、美術、ヨガを楽しみ、健康的な生活習慣を日々実行しています。少しでもみなさんと共有できることがあれば嬉しいです。

最近の記事

日記 #7 日々修身

 長い冬が終わる頃には、春がいかに暖かくて、カラフルで、生命に満ち溢れているかを毎年思い出すように、自分自身に対しても毎日、毎週、毎月、自分自身にリマインドしなければいけないことがあります。 忘れっぽい私は、毎日の生活の中で何気なく行なっている動作とともに、日々心持ちをよくしていくために言い聞かせていることです。 それは、 私は一人ではないこと 私は愛されていること 親切にしてくれる人を大切にすること 笑顔を絶やさないこと 自分が「正しい」よりも「楽しい」かどうか

    • 日記 #6 乗馬が趣味といえる日

       クリスマスプレゼントで乗馬クラブの回数券を頂いたので、早速予約して行ってきました。 今回お世話になったのはシャイアーと呼ばれる種の馬で、足が丈夫で太く、毛も長いのが特徴です。30分近くのCommonと呼ばれる広い原にトレッキングに行きました。  馬に乗るためには、高い石段が設置されているので、そこで馬を待ちます。馬を近くまで寄せてもらい、まず左足をサドルにかけ、そして跨ります。よく馬は人の性格を読むや、人との信頼関係を持つ、と言われますが私の馬もどんな人が乗ったのか、ち

      • 日記 #5 月とヨガ

         皆さんは朝型ですか?夜型ですか? 私は小さな頃から夜型人間で、9時を過ぎてもいつも目がランランしていた子供でした。その為か、朝起きるのが辛くて、お布団に包まってギリギリまで寝ていた記憶があります。父も母も寝る時には数分で寝落ちするタイプだったので、とても羨ましく感じていました。  大人になってからも週末を迎えた金曜日の夜などは休みが嬉しく、なんだか寝てしまうのがもったいない気がしていました。 夜になり、暗くなると自然に眠くなる、と言う感覚が乏しかったのだと思います。  

        • 日記 #4 一期一会をイギリスで

           イギリスでも使い捨て文化は甚だしく、ようやくここ2〜3年で 「マイカップ」「マイボトル」で飲み物を注文するのが定着してきました。 自分の好みの容器を選び、それを持ち運んで飲めてとても便利ですし、喉の渇きをどこにいても満たしてくれます。 また、カップを持って街歩きするのもなんとなくカッコいいかも!と感じているのも事実です。 しかしながら、私はなんとなく違和感があって、環境には優しいかもしれませんが、なんだか心が満たされないのです。  ながら作業ができない私にとって、歩きな

        日記 #7 日々修身

          一人Book Club(3. "Hokusai Manga")

          大英博物館では現在、葛飾北斎の下記展覧会が開催されており、年末に時間を取って行ってきました。 「『Hokusai: The Great Picture Book of Everything』@ British Museum」 期間: 2021年9月30日〜2022年1月30日  今まで葛飾北斎の絵や版画はあまり詳しく見た事がなく、特に原画を見る機会などなかったので、とても興奮して行ってきました。 なぜ北斎の絵が、イギリスに?と思われるかもしれません。。  江戸時代の

          一人Book Club(3. "Hokusai Manga")

          日記 #3 ハワイからの心を癒す4つの言葉

          今日とても良いことを聞いたので、忘れない様に書き留めておきたいと思います。 「ホ オポノポノ」といってハワイに古くから伝わる、心を鎮め 幸せを呼ぶ言葉。それは、この4つの言葉です。 「ごめんなさい」 「許してください」 「ありがとう」 「愛してます」 落ち込んだ時だけに限らず、いつでもどこでも心の中で唱えていると潜在意識に響いて心を癒してくれるそうです。  新しい年が始まり、目標や習慣を見直したり、本当に自分は何がしたいのだろうかと考えていると、何だか焦ったり、こんな

          日記 #3 ハワイからの心を癒す4つの言葉

          日記 #2 オーガニック野菜とプラスチック

           私がよく行くスーパーで買っていた野菜は、プラスチックの袋で売られており、しかもそれがオーガニックの野菜でも同じです。 一部のパッケージでは、「Bio-gradable」(生分解性)の素材を使っているものもありますが90%がまだプラスチックで作られています。  プラスチックを敵対視している訳ではありませんが、私が考える問題は、イギリスではプラスチックをリサイクルする「循環」という概念がない事、また消費者のモラルの問題やリサイクルに対する教育がなされていない事だと思います。

          日記 #2 オーガニック野菜とプラスチック

          一人Book Club(2. ”CULPEPER'S COMPLETE HERBAL”)

           イギリスでは色々なチャリティ団体が各地にお店を構え、一般の人が不要になった色々なものがこれらの団体に寄付され、その売上を寄付金として活動費にしています。ハイストリートには何件もあり、各ショップごとに分野ごとに特化して、本なら本だけ、服なら服だけ、と様々に思考を凝らしたショップもあります。 また、個人でも専門に中古店やアンティークショップを経営していたりと、「古いもの」に対して価値を見出している国がらでもあります。 私はそんなSecond Hand(中古)店やVintag

          一人Book Club(2. ”CULPEPER'S COMPLETE HERBAL”)

          日記 #1 もし鳥だったらどの鳥に何になりたい?

          今朝の何気ない会話。  実はイギリスに来るまで鳥に全く興味がなく、日本で知っている鳥といえばインコ、スズメ、ハト。そして声だけで実際に姿を見た事がないのが、カッコウ。。。 なので、もし鳥だったら。。。という空想自体、した事がありませんでした。 逆に私は毛むくじゃらの動物が大好きで、うさぎ、犬、ヤギを実家では飼っていた経験があります。もし哺乳類だったら、何になりたい?と自分だったら聴いてしまうかもしれません。  普段の生活の中で、人は自分の興味のないことには無関心でいら

          日記 #1 もし鳥だったらどの鳥に何になりたい?

          昔の歌謡曲から日本の文化を考える

          こんにちは。  皆さんは『東京大衆歌謡楽団』というバンドをご存知ですか。 戦前/戦直後によく歌われていた歌謡曲を主に演奏されていて、定期的に全国で講演されているようです。彼らの風貌、歌い方や使用している楽器など、昭和の初期から20年、30年代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚になり一瞬でファンになりました。 ただ、彼らの演奏や唄が素晴らしいだけでなく、私たち日本人が忘れてしまっている、懐かしく、心地よい感覚を思い起こさせてくれる所も魅力的です。 それは、私が海外

          昔の歌謡曲から日本の文化を考える

          一人Book Club(1.『何があっても大丈夫』)

          イギリスに住み13年になります。 海外に住んでいると、よく母国への思いが強くなると言われていますが、私もその一人。。海外に住むと人生の中で心理的な段階があり、住み始めの頃は何もかも薔薇色状態。目新しくて、楽しくて、日本と同じところ、異なることでもみんな新鮮に思えるらしいです。 でも次の段階になると、ちょっとしたきっかけで「異なること」が目立ち始め、母国と比較し、時には批判的になってしまうそうです。 私も思えば、縁あって外国に住むことになったのですが、自分の中で「日本人」

          一人Book Club(1.『何があっても大丈夫』)