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自分について知る

ヨーガでは、「自分について知ること」がとても重要とされている。

マインドは外側に向くようにできているので、
意識をして内側に向けることにとても意味がある。

「自分について知ること」「自分を見ること」の1つとして、
ヨーガスートラ(ヨーガの教科書)を読むことも上げられる。

ヨーガスートラを読んでいると、不思議な感覚になる。
まるで、自分のことが書いているように思えてくるからだ。

ヨーガスートラは「人間の仕組みと世界の仕組み」が書いてあるので、
誰にでも共通する。
人間の本質は変わらない。

私はヨーガスートラを伝えたくて、長く活動しているが、
私はただ書いてあることを淡々と説明しているだけなのに、

ショックを受ける人や、
感情のスイッチが入り涙を流す人や、
怒り出す人もいる(図星だから)。

「なんでそんなことまでわかるの」
「ヨーガスートラにもっと早く出会っていたらよかった」
これもよく聞くコメント。

どんな反応であっても、「自分を知る」「自分を見る」良いきっかけになっていると思う。

これらも重要なヨーガのプラクティスの1つ。

今の自分を見るのは辛いこともある。

だけど、今現状を変えたいのであれば、そのきっかけを作っている自分を見るしかない。

ヨーガは決して「苦行」ではないけど、

ヨーガの辛さは、
難しいポーズが取れるようになることでも、
硬い体を柔らかくすることでも、
何時間も脚を組んで瞑想をすることでもない。

「今のありのままの自分を見ること」
「今を作っているのは自分だと受け入れいること」
「苦しみを作り出しているパターンを変えること」だ。

ヨーガの練習は、パターンを変えること。
体のパターン、
呼吸のパターン、
感覚器のパターン、
思考パターン、
我々が持っている「原始的な部分」(群れを作り、外れるものは傷つけ、他者のものを奪う)のパターン・・・

ヨーガスートラには、そのすべての方法が書いてある。

これからも伝えていきたい。


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