見出し画像

はじめまして今昔モザイクアートプロジェクトです

はじめまして、今昔モザイクアートプロジェクトです。
このプロジェクトは、(株)NEPPU JAPAN(一社)新潟今昔写真、(合)omusubiの3社共同で立ち上げたプロジェクトで、市民協働でモザイクアートを制作、NFT化することを計画しています。

今回は初めてのnoteの投稿として、私たちの理念や社会との関わりについて記していきたいと思います。


私たちの理念

埋もれた歴史を掘り起こし、未来に伝えていく
歴史を活用し、新しい価値を生み出す

私たちは、この2点を活動の理念として掲げています。

家庭の押入れや本棚に眠っているアルバムや写真(私たちは「古写真」と呼んでいます)。普段日の目を見ることはなく、重く場所も取るために遺品整理等のタイミングで棄てられがちです。

一方で写真は、撮影された時や場所、撮影者や被写体の想いなど、様々な「ストーリー」や「思い出」を背景に持っています。報道や書籍等でなかなか取り上げられない「市井の人の歴史や文化」がそこには掲載されているのです。

大火から復興途上の街並み(新潟市古町地区/1956年)

写真が棄てられてしまうということは、その「歴史・文化」が失われてしまうことを意味します。

私たちは市民の皆さんの協力を得てこれらの写真を収集します。その過程で、古写真の将来的な廃棄を防ぐとともに、歴史を立体的に感じられるアーカイブが形成されていきます。

更に一歩進んで、今昔モザイクアートプロジェクトはこれらの古写真の活用、古写真使った価値の創出を目指しています。その一つの手法として、市民協働でのモザイクアート制作を進めることになりました。

制作するモザイクアートのイメージ(モチーフ:彌彦神社)

私たちが社会に貢献できるのではないかと思っていること

古写真には、その背景に撮影された時の「ストーリー」や「思い出」があることは先程も説明した通りです。

そしてそれ故に、アルバムを広げると思い出話に花が咲く…家族に笑顔が広がる…古写真にまつわる活動を開始した2016年当初から、私たちはそんな光景をたくさん見てきました。

古写真を集める、それらを作品として仕上げていく過程で、多くの方に懐かしい光景を思い返してほしい。2世代・3世代で昔の思い出を語る時間が作れたら。私たちはそんな思いも胸に、活動を続けていきます。

お祭りの様子(新潟市古町地区/1980年代)

この記事が参加している募集

私の作品紹介