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初めての合同面接会

今日東京体育館で行われた
障害者障害者就職面接会に参加してきました。

最近毎週相談している
ハローワークの精神障害専門の相談員さんも
付き添ってもらい行ってきました。
タダでここまでサポートしてくれるんですよ!!

もう一人同じ相談員さんがサポートしている方と
待ち合わせをしていきました。

私が先に参加するといったので
私を優先してくれました。

今回相談員さんに付き添ってもらった理由は
「面接での私の対応について実際見てもらいたい。」
ということでしたので、
第一希望の会社に並んで面接をするまでは
もう一人の方は自分で面接の番がきても
一人で受けるということでした。

この面接会はハードルが高かったです。

まずは都内のハローワークでその面接会に参加するために
出向いて、参加票を貰います

貰えたからといって希望の会社に面接をしてくれる
訳ではないのです。

参加人数があるので、会場に入れる権利です。

その後は各企業MAX40人までしか面接ができないので
早く行って、その40人の枠に入ること。

なので先に私と相談員さんは真っ先に
第一希望のところへ行って並んで待つという。

会場30分前、企業受付1時間前に行ったのに
既に会場されておりましたが誰も並んでなかったので
何とか第一希望の1番目をゲット!
でも1時間後にようやく整理券が配られるまで
待たないといけません。

周りを見ると参加者さんは身体的な障害よりも
圧倒的に精神疾患者が多かったと思います。

で、一企業4席待合席があるのですが
1番目は相談員さん。2番は私と座りました。
で、3番目の私の隣に人がすわったのですが、
その人が本当にこだわりが強い人でした。

相談員さんが、
「もう一人の参加者さんが、緊張してると思うので
一度見に行ってきます。」と席を外した瞬間
隣のひとが「せっかくなのでおたくの
相談員さんが返ってくる間、ソーシャルディスタンスで
私たちの席の間を一つ開けませんか?」
というのでそこまではまあいっか!と従いました。
そしたらその後
「ソーシャルディスタンスが出来ましたので
私のマスクは外させて頂きますね。」
と、私の意見を無視してマスクを外すのです。
でも4番目に座った人が来た時にはちゃんと
「マスクはつけた方がいいですか?」とは
確認していたので、この人なりに配慮というのを
訓練したんだろうなとは思いました。

で、相談員さんが帰ってきて
私たちで話をしていると、隣の人が
「すみません、耳栓をしているのですが
お話で気が散るので、控えてもらっていいですか?」
と言います。

私は「すみません」と、謝り、
相談員さんは慣れているので
「失礼いたしました。」と言いました。

で、何だかそれから、この人に
又何か言われるんじゃないかと
気になりはじめてしまい、
背中越しの別の企業に座ってる人が
動くたびに私にまで揺れる椅子が気になり
自分がそれをしてると気が散ると
注意されるんじゃないかとヒヤヒヤしました。

で整理券が配られました。
私は一番目にきたので普通に1番目を貰いました。
その隣の人はなぜか、次の人に2番目を譲ると
言ってるのです。
でも事実上3番目の人は別に譲られる理由もないので
普通に断ってました。
で、そのこだわりの人は2番目を貰った後でも
「いいんですか?今からでも交換しますよ。」
というのです。

その後、他の人たちは別の企業にも
面接に行きたいので整理券を貰った後
すぐ別の企業の整理券を貰いに、どこかへ
行ったのです。

それをみたこだわりの人

「なんで人達だ!ひどいにもほどがある!
常識がなっていない!」と
3番めの人に大声で文句言ってるのです。

私も、、、私も、こだわりがあるけども、
こんなに自分のものさしを押し付ける人と
障害者枠で仕事をするなら関わらないといけないんだ、
って思ったら辛くなりました。

色々自分の常識はあるけども、
私が相談員さんと話してたことについての
注意は私たちが悪いとしても
それ以外はわけわからないんですもん。

で、もっともっと辛かったのが

ただこういう人がコンピューターばりに
ちゃんと入力や、計算とかが
むちゃくちゃ早いのに正確とか特化した
スキルがあったりするのかもしれない。

私はないなー、入力ミス多いもんな。
第一希望のところは経理中心の企業なので
入力ミスするかも、という不安がここで急に
出てしまいました。

簿記資格不要と書いてあるけど、
簿記の資格を持ってるから有利だとは
思うのだけど、、、・

とにかくその人が気になって
面接までの待ち時間に私の方が
気が散ってしまいました。

私の面接が始まった際、
相談員さんが企業に自分の名刺を渡してくれました。

面接では「どうにでもなれー!
取り繕ったってどうにもならん!」
と、毎回のごとく開き直ったので
なんとなく人と話すことは慣れてるって
ことはアピールできたかなーと。

ただその分「人と接する仕事と
私どものような黙々と仕事をする内容だと
あなたはどちらが向いてると思いますか?」と
聞かれてしまいました。

私は「接客業もしていたのでどちらもできますが
私の特性上どちらもいっぺんにはできません。
コツコツ仕事をする方が向いてると思うので
もくもくと仕事をした方が向いていると思います。」と
言いました。

終了後相談員さんが
「今後の就業サポートについては私が承ります。」
と、おしゃってくださいました。

それは何かというともし私がその会社に
就職した時、私の扱いが困ったなーってなったら
ずっと職安で相談に乗ってもらってた相談員さんが
企業からの私についての相談に乗ります。ということ。
なので名刺を渡したんだと気づきました。

ところどころつっかえたりしましたが
相談員さんからは
「あのままで面接大丈夫ですよ。」と
いってくださいました。

会場にはそういう「付添人」の方が
多くいらっしゃいました。

遠足の付き添いの先生のように
一人で10人くらい連れてきてる人もいました。

その後私は相談員さんと解散して
第二希望のところは一人で面接に行きました。

そこはかなり障害者雇用に力を入れているところ
らしくて、サポートがしっかりしてるとのことですが
仕事内容は微妙に希望に合ってなく、
更に面接では結構厳しいことを聞かれました。

「病名を言われたときはどんな気分でしたか?」
とか、、、・

なんとなくここは落ちるなって思いました。
ただどこの企業もほぼ募集人数1,2名なので
第一希望のところも倍率は最高40倍ですからね。
厳しいと思いますが、まぁ面接の練習になったかなー。

そして多くの障害者をみて
私もそうだけど、特に精神疾患患者は
そのこだわりの隣の人もそうだけど、
会場でうずくまってしまう人がいたり、
でもこの人にとってはそれが普通なことで
それを信じて一生懸命生きてるんだよなって
思いました。

長くなりましたがすぐ書き留めたくて
noteに書きました。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。


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