見出し画像

育児は統一されてないしできないもの(でもしてほしい)

最近、ほんとに人それぞれだなー、育児の正解は自分で作るしかないなーと感じたことがありました。

子どもの離乳食について少し思うところがあり、通園予定の園長先生、そこの栄養士さん、病院の栄養士さん、小児科の看護師さんに離乳食について同じ質問をしてみました。


「○○のベビーフードはよく食べさせるために味付けを濃くしているので、味覚を作る今、食べさせない方が良いという話を聞いたのですが」。


これに対して、小児科の看護師さん以外は同じ答えでした。
「そうですね。あまり食べさせない方が良いと思います。新たな食材を混ぜるとか出汁で薄めるとかした方が良いです」と。
一方で看護師さんだけはこのベビーフードを子どもにあげることに賛成でした。
理由は、「あれだけの大手企業が心血注いで研究に研究を重ねて作ったものなので、完璧なんです。食べるならそれをあげて良いですよ!!」と。かなり力強く言われました。
育児の専門家でもベビーフード1つとってもこれだけの意見の食い違いがあります。統一されてないってことですね。


そう、育児に関しては統一されていることがほぼありません。


発達についても個性がある。
同じ月齢でも発達のスピードによって遊ばせ方やおもちゃ、絵本が違ってくる。
だけど、私みたいな新米ママは育児書通りにいかないことが不安で仕方ありません。人間が育児書通りに育つわけないことはわかっていても、周りの赤ちゃんと比べてしまうんですね。


「うちの子はあれもこれもできてない。発達に問題があるのかしら…?」。


先述の4人はみんな子育て経験者。
唯一、ベビーフードを絶賛した看護師さんは恐らく、自分の子育て時にベビーフードを多用していたんだろうなと感じました。
正解がほしくてあちこちに聞いたのにこれじゃ何が本当かわからない!発達についても「大丈夫ですよ」という人もいれば「大きな病院で診てもらいますか?」という人もいる。


これ、同じ質問をした育児の専門家達の意見ですよ。専門家であっても意見はバラバラです。


なぜかって、まず、育児には統一されてることがほぼない。だからこそ、それぞれの考え方や価値観で意見を提言するからです。
個人的にそれはそれで良いことだと思っています。まさに多様性というか、1つの物事に対していろんな考え方やアプローチがあるって良いことですよね。
検索魔に陥るよりよほど健全(笑)。

大切なことは「いろんな考えや意見を持つ専門家の言葉を聞くこと」だと思います。もっというと、その機会を作るというか得るというか。
特に子どもの発育や発達については誰かの意見だけに縛られることなく、いろんな人からいろんなアドバイスをほしいなーって私は考えています。
なぜかというと、昨日、心からそれを望んだ出来事がありまして!!!
まあ、長くなるのでそれは今度にしますが、統一できない育児にどんと構えていられるほどお母さんは(お父さんは)リラックスできませんよって言葉で今回のブログを締め括ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?