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ライトワーカーのひとり言(前世②親の老後を看るのがつらい・・)


おはようございます。
今日はちょっと重たいタイトルですが
読み終えた皆さんの気持ちは軽くなるのでは・・
と期待してお話しさせて頂きます。


これは、以前クライアントが母親との確執に悩んで介護についてのご相談にみえた時のお話しです。


その方はご自分のご家族全般のご相談で何回かカウンセリングをされている方だったのですが、それらの全てに共通しているトラウマが
母親との確執にあるように感じました。


そして最終的に認知症が進んだ母親の介護についてをご相談された時のことです。


まず、その方のインナーチャイルドを
催眠療法によって視た時・・
厳しい母親の前で自己主張が出来ずにもどかしい思いに泣いている小学生の女の子がみえました。


そして、何度かインナーチャイルドのセッションを繰り返しても一向に母親の介護についてのメンタルの改善がなかったので、
これは何らかの因縁があるのかも知れないと感じて、前世療法を試みる事にしました。


私が誘導するとクライアントが
ゆっくりと語りはじめました。


「今、7歳くらいの女の子が一人で歩いてる。」

「多分、ヨーロッパの石で出来た道を
歩いているんだと思う。」

「粗末な洋服を着ていて」

「周りに大人は見えるけれど、誰も声をかけてこない。」

「名前も分からない。」


それから、私が母親との因縁へと誘導
すると・・・


「若い女の人が一緒に手を繋いで歩いている。」

「それから、その後ずーっと一緒に暮らしたみたい。」

「ある日、自分が17歳位の時に一緒に暮らしていた女の人が亡くなって・・・」

「また自分は一人ぼっちになった。」


その時の気持ちを私が聞くために更に深く誘導すると・・

「あぁ、孤児だった血の繋がらない私をこの人が育ててくれていたんだ!」

そしてこの映像を最後にクライアントは催眠から静に目を覚ましました。


そして、全てが納得できた様に私に
話しはじめたのです。


長い間、ずーっと親子としての情を
感じずにいた事・・

他の姉妹がいるにも関わらず何故、
自分だけが母親の介護をする事に
なったのだろうという疑問。

自分自身にあった被害者意識。


それらの全ては、漸く腑に落ちて納得
出来た瞬間だったのです。


「前世で血の繋がらない私を育てて助けてくれた人に恩返しをする為に母娘として生まれてきたんですね~」


一緒に視ていた私にとっても、まるで
想像をこえたドラマのようでした。


私は仕事を通して色々な人の人生を垣間見る機会が多くありました。

そして、それらはいつも見えない世界の不思議と感動をもたらしてくれる
様に感じます。


そう、この世は私達の最高のドラマの主人公として存在しているのかもしれません。


だからこそ、人生における辛く苦しい出来事も受け入れてみることで後々
自分自身の誇りや達成感の様な満足を
感じる瞬間がくるかもしれません。


今の日本は高齢化の渦中にあり、
私自身も七年間もの間、認知症の母親との関係に色々な葛藤もありました。


そうして、間もなく私自身も老齢化による現実に向き合うことになります。


出来るだけ、その時に誰かを恨んだり迷惑をかけない様に準備をしたいと
思って今を生きています。



皆さん本日も、お付き合い下さり有り難うございました。

それでは、また~
















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