【マジのネタバレ】チェンソーマンがチェンソーマンすぎてマジでチェンソーマン
ここ最近のチェンソーマンがすっごいんですよ。
「いや、いきなりお前チェンソーマンってなんだよ。」という方はこちらをご覧ください。
※たまんねぇ~
ざっとあらすじはこちら
「悪魔」と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。少年デンジと「チェンソーの悪魔」のポチタは、死別した父親の借金を返すため、悪魔を駆除する「デビルハンター」を主な仕事としながらなんとか生計を立てていた。ある日デンジは、仕事を斡旋していたヤクザに騙され、「ゾンビの悪魔」によってポチタと共に殺害されてしまう。しかし、ポチタはデンジの血を飲んだことで蘇生し、デンジの身体を修復するためデンジの心臓となる。復活したデンジは「チェンソーの悪魔」へと変身する力を手に入れ、ゾンビの集団を一掃する。撃退に成功したデンジは現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれ、その身を公安によって管理されることになる。
引用元:wikipedia
※デンジは非常にノリが軽薄であるが、それは限界の生活を送っていたからである。ミッションごとに「胸を揉みたい。」とか目的がいろいろあるけど、つまるところ人間らしく生きることがおそらく彼の目標なのだ。
そんなデンジが主人公のチェンソーマンですが、今週(2020/08/03発売)のジャンプを見て思わずおもらしツイートしちゃうほどですよ。
チェンソーマンの各章のボスバトルって陰鬱な展開からの大体デンジ開き直りからのチェンソーぶっぱで大勝利!!みたいなノリなんです。
ちょっとバトルの決着あたりをダイジェストで載せますね。
VS ヒルの悪魔
※かの有名な夢バトル。意識高いと夢でマウント合戦になりがちな現代人にとっての痛烈なアンサー。結局は実力が大切だろ?と言われているようだ。
VS 永遠の悪魔
※再生する悪魔との対決。永久機関が完成である。無茶苦茶なようで肉体が滅びぬなら心を折るという理にかなった戦い。(ただし自分も痛い)
VS レゼ&台風の悪魔
※どういうこと!?
※B級映画すぎる・・・絶対シャークネードやりたかっただけ。
VS サンタクロース
※闇に対抗するには光!デンジはガソリンで自らを燃やし光ん力で滅多切る!(尚、炎である)
※シャイニングパワー
※オんギャアアアって言ってるのデンジで吹く
※ぎゃあああアア!!って言ってるのデンジで吹く。流石光ん力である。
と、毎度毎度デンジは精神的に追い詰められる(本人曰く出会う女性全部自分を殺しにくる)のですが、憂さ晴らしをするかのようなチェンソーぶっぱが爽快なんです。
しかし、そのチェンソーマンがここ最近ずっと不穏すぎる。
特に今週号のジャンプは心にくるものがありました。
主人公の同じチームに早川アキというキャラクターがいます。
※真ん中が早川アキ。通称アキパイ。右は血の悪魔パワー。基本ポンコツ。
※デンジの欲望丸出しの夢を見下していた
デンジの3年先輩の男性。自分勝手で無礼なデンジには厳しく接しているが、戦力としては期待している。マキマは「命の恩人」とのことで、彼女に好意を抱いている。両親と、タイヨウという名の弟と暮らしていたが、銃の悪魔に家ごと吹き飛ばされ、復讐のためデビルハンターになった。仕事熱心で、普段は冷徹に振舞っているが、同居することになったデンジとパワーの面倒をきちんと見ていたり(特に料理はかなりの腕前)、仲間の死に涙を流したり(通常デビルハンターは仲間の死に慣れて涙を流さなくなる)、寿命が縮むのを承知の上で天使の悪魔に触れて彼を助けたりするなど、本当は心優しく情に厚い。バディの姫野に厚い信頼を置いており、姫野の影響で喫煙者になった他、彼女にピアスも開けられている。姫野が殉職してからは天使の悪魔とバディになった。
引用:wikipedia
彼とデンジは、最初バディもののお約束通り仲が悪かったものの、一緒に住み敵と戦う中で信頼関係が結ばれていきます。
サムライソードという同僚の敵に対してきん〇ま蹴り大会を開催したほど。
※いらねぇ・・・
※ハワイのビーチを走ってそうないい笑顔
※汚いHUNTER×HUNTERである
※祝勝会の学生飲み感
しかし、そんな日々は当然チェンソーマンでは続かない。
※こんな地獄の描写ある?凄すぎる
さきほど紹介した光ん力で倒すサンタクロースの話です。デンジ達は地獄にいきます。地獄は悪魔の故郷らしいです。何言ってるかわからないと思うのですが、連載時の僕もこんな気持ちでした。そこで闇の悪魔が登場するのですが・・・
見事にみんなずったぼろにされます。
しかしなんやかんやありまして・・・
※話でネタキャラかと思ってたハロウィンが真理と判明するシーン。ハロハロウィーン
※僕も同じ気持ちです・・・
※結局、敵、一気にやられる
最終的になんかかんやで地獄を脱出、無事生還しました。なんかコマ送りみたいでよくわからないと思いますが、バイブスで感じ取ってほしいです。
そして、主人公たちにつかの間の平穏が訪れます。
※アキパイは片腕を無くしました…
デンジ・パワーと故郷の北海道に墓参りに行くことになりました。
相変わらずハチャメチャなデンジとパワーに振り回されながらもまんざらでもないアキパイ。
自宅に帰った後、ついに料理まで作ってもらえました。良かったねアキパイ。
さて、平穏な日々も終わりを告げます。銃の悪魔を討伐する日が近づいていたのです。
いつの間にかデンジ・パワーとの信頼関係が結ばれていたアキパイ。銃の悪魔に復讐するためにデビルハンターになったのですが、その信念すら変わりました。
そんな要望にマキマ(上司)は非常にも通告する。
そしてさらに衝撃の展開
え?
※まんま核や武力とも暗示である。
そこからこうなって
※まさかの支配vs銃(自由)
こうなって・・・
※名前の羅列は死者の名前
こうなりました…
アキパイーーーー!!
メインキャラすらその他大勢と一緒の死の扱い…
慈悲もない・・・
しかし、本当の絶望はここからだったのです。
アキパイを待つデンジとパワー。部屋にチャイムと電話が鳴り響く
電話にでるとマキマからの指示が
一瞬の静寂。初期ではデンジたちにごっちゃごちゃに使われていた部屋が綺麗に片付いている
ついに扉を開けるデンジ。嫌な予感しかしない。
アアアアアアキパイーーーーーー!!
※自分の欲望に忠実だったデンジ。デンジにとってアキの存在が大切になっていったことは、この語彙力と表情が物語っている。
自分の家族の敵である銃の悪魔に自らがなってしまうという悲しさしかない展開。
そして、チェンソーマンになったデンジと戦うのですが
アキパイの意識では少年デンジと無邪気に雪合戦してるんですよ。
ずっとつらかったアキ少年。やっと楽しくなってきたというのに…
※アキパイのこの笑顔よ。本人は雪合戦で楽しんでるんだもんな。しかし、現実では人々を殺害しまくっている。デンジの悲痛な叫びも届かない。
そして今週、銃の悪魔(アキパイ)との戦いが決着を迎えました。
センターカラーの扉絵は子供時代の3人のIf絵。正直嫌な予感しかしません。
※江の島かな・・・?
デンジは最後まで諦めずにアキに語り掛けますが…
孤独だったデンジに人々が駆け寄り助けるシーン。自らを傷つけ血を飲ませる元気玉的展開も、この状況下では強制的にデンジに戦わせている残酷な場面のようにすら見えます。
そしてアキにも変化が。アキの内面的視点でチェンソーマンの涙を演出する匠なシーンですがただただ悲しい。
え、これはまさか…アキパイ?お前、戻るんか・・・
※雪解けと変身が溶けるのがリンク
そんなことなかったぜ・・・
※み、未来最高・・・
※せめて安らかに・・・
※アキくんは最後にキャッチボールできたんや…
復讐のために生きてきたアキは雪合戦(闘争)よりキャッチボール(コミュニケーション)がしたかったんだと気づき死んでいきます。
アキの「だけどやっと…やっとさぁなんか毎日が楽しくなってきたんだ。」という言葉の通り、獣のようだったデンジ達も、料理をしてくれたり、きちんと皿をあらったり、アキくんには何かを与えるだけじゃない「仲間」ができます。
少年時代に戻りキャッチボールをして死んでいった(絶命自体は申しているが)アキの死に際は安らかなものだったのでしょう。
それは未来の悪魔がチェンソーの少年にとって最悪な死に方といったことからもわかります。
そのことがアキにとってせめてもの救いです。
ただ、その未来の悪魔によってこれからパワーもデンジに殺されることが確定とわかっているので、また絶望するのかと思っております。
悲劇だけど続きが気になりすぎるぞ、チェンソーマン!!
2020/11/2発売ジャンプのエモーショナルだったので思わず、ネタバレ感想を追記します。
アキパイを殺してしまったデンジの精神は追い詰められていきます。パワーと高いご飯をたくさん食べても美味しく感じなくなってしまします(うな重は気に入ったようですが)。
そんな折、マキマさんがデンジに声をかけて、マキマさんの家に行くことに。
※家には犬がたくさん。マキマさんの「にゅあ~。」間違いなく、ヒロイン。
※はい、ヒロイン。
※僕もこんばんわんしたいです。
※僕もそう思います。
※社会人でこんなん言われたら大体堕ちる。
想い人マキマさんの家でのリラックスした姿にデンジの心は少しずつ癒されていきます。
※何か不穏なような・・・あれ、マキマさんって支配の悪魔だったよな?
※それは・・・やばいような
北斗の拳サウザーは「愛ゆえに人は苦しまなければならぬ!!愛ゆえに人は悲しまなければならぬ!!」ということで愛を捨てましたが、デンジは思考することで辛いことが増えたので思考を捨てようとしたわけですね。
所謂サウザー化現象です。
そんなマキマさんの家でリラックスするデンジに、マキマさんからパワーちゃんを家に呼んだという不穏な発言が。
そしてチャイムが鳴ります・・・マキマさん、いや、マキマに連れられて玄関に行くデンジ。
飾られている絵は「失楽園:ルシファーの失墜」。意味深でしかない。
※さっきまでの癒しの雰囲気はどこへ・・・
※開けるとそこにはパワーちゃんがケーキを持ってました。
なるほど、誕生日パーティーか!
※クラッカー
そんなはずなかったぜ
※読者の岸辺現象多発。
※そしてこの笑顔である。
間髪いれずマキマはデンジの心を折りに行きます。
ポチタが言っていた開けてはいけない扉はデンジの暗い過去だった。
※登場人物全員悪人感よ・・・
※よく言う・・・よく言うよ!!!
※調教・・・完了
※そしてこの対比である
さて、デンジの心を完全に折ったマキマはさらに自らの計画を進めていきますが、公安も黙ってはいません。ついにマキマと全面対決。
そこで、マキマはチェンソーマンに助けを求めます。(別に余裕ですが・・・)
※ヒロインムーブ
※えげつない変身
さらに明かされる真実。アキパイが死んでからの勢いが尋常ではないです。
※僕がお酒を飲んで記憶をなくすのも多分チェンソーマンに半かじりされてるから。
※仕事の悪魔も食べてくれないかな・・・
※ぶっ飛んでるよ・・・マキマさん
一方そのころチェンソーマンは公安の隊員数名の命を犠牲にして召喚された地獄の悪魔と対決。
※恐ろしく強そう
※でも瞬殺
銃の悪魔召喚後から毎週読んでいて驚きの連続でした。そしてついにジャンプ巻頭カラー。どうなるチェンソーマン!!
※え?
※えええーーー!?
※え、ええええ?
マキマを一瞬で始末し、チェンソーマンは助けを感じ取り去っていきます。
そして・・・
ハンバーガーショップ編が始まりました。
※ハンバーガーショップはデビルハンターを辞めたコベニちゃんのバイト先。
※僕も言います・・・
※そして余裕のパワハラ
そんな平和?な光景に現れる異形、チェンソーマン。
※逃げる店員は一瞬で始末される
※腐ってないハンバーガーを食べるのが目的だった・・・ポチタの人格になっているのだろうか・・・
※勿論、ファミリーバーガーのマスコット兄さん?も始末
※一応、お客さんですからね・・・
しかし、コケてチェンソーマンにバーガーセットをぶちまけてしまう。
※そしてこの顔である。
※さらにこのスピード感よ・・・
※こぼすなよ・・・絶対こぼすなよ
※我々は何を見せられているのか・・・
※天丼落ちである
巻頭カラーでまさかのシュールギャグ回。これだからチェンソーマンはやめられない!!
そんなまさかのギャグ展開から今度はデート回になります。
※デンジの夢が叶っていく
※無駄に身体能力が高いコベニちゃんの圧倒的音ゲーコンボ(ただし号泣)
※遊園地でソフトクリームを食べてもこの顔である
しかし、幸せな?時間も長く続くはずがなく。
※ロックマンのラストステージ的な
※カタナ野郎にレゼ、クィンシーまで!
各章のボスキャラ+新キャラ大集合です。
チェンソーマン絶対絶命です。マキマさんがさらっと復活しております。
これは死闘の予感がしますよ!!
※変・・・身!!
※かっこえええええ!!
※うおおおお!
※サムライソードも瞬殺。今回はキン〇マ蹴られなくて良かったね
覚醒?したチェンソーマンの前にはかつての強敵たちも瞬殺です。
※これにはマキマさんも思わず小学生並みの感想
そうは言いつつも、マキマとチェンソーマンの戦いは続きます。宇宙空間に飛ばしたりとダイナミックなバトル。
※絶体絶命かと思われるが心臓を地球にぶん投げることで帰還。JOJOのカーズもそうすれば良かったんだ。
が、結局チェンソーマンに瞬殺。
※ちょっと嬉しそうなマキマさん
しかし当然そんな勝てる気がしないチェンソーマンと闇雲に戦うようなマキマではありませんでした。
チェンソーマンとコベニちゃんの前に再度現れるマキマ。
※すっかりチェンソーマンになれたコベニちゃん
※さらなる事実
チェンソーマン公安にいれヒーローにしたてあげたのも、チェンソーマンを弱体化させるための布石だったのです。
現に、最初はコベニちゃんもあれほど泣いていたのに今は普通にダンスダンスレボリューションめいたゲームをやっているわけです。
※コベニちゃーーーん!
※やっぱりチェンソーマンはヒーローだった
マキマさんの悪党ムーブもすさまじいですが、確りヒーローとして守るチェンソーマンも熱いです。
ファミリーバーガーのマスコット兄さんは殺されてましたけど!!
そんな絶体絶命のチェンソーマンですが、なんとポチタとパワーちゃんが出てきます。
※ポチタかわいい~
※うう、パワーちゃんいい子すぎる
パワーちゃんの血を飲んでいたデンジ、そしてパワーちゃんは血の悪魔、ポチタの力を借りてパワーちゃんが復活することができたのです!!
これはさらなる熱い展開!!主人公のピンチに助ける仲間!王道中の王道ですよ!
※異形ながらも強い!!
※異形ながらもアホの子は変わらない!
アホながらも、最高に爽快な展開!このまま押し切るか・・・と思わせて。
※速攻でやられる
※あれ?これは???
※やっぱりパワーちゃんだったぜ。ブレないぜ・・・思わずマキマさんもドン引き
※そんな・・・
一話で復活して、一話で裏切ったぜ。流石パワーちゃんだよ。
しかし、次の92話・・・・
このパワーちゃんですら前振りだったのです。
結果として、パワーちゃんはデンジを連れて逃げ出します。
デンジは初めてできた友達だから、見捨てることができなかったのです。
そして、ボロボロになりながらもゴミ箱に逃げ込みます。
※熱い展開
※やっぱりヒロインはパワーちゃんだったと思わせる力
悪魔は死ぬと地獄に行くが、記憶はなくなる。だからデンジに血の悪魔を探してパワーとしての記憶を取り戻して欲しいと頼み、自らの血を分け与えデンジを復活させるのです。
※当時のデンジ
※今のデンジ…泣くよね
※一話同様ゴミ箱から復活
※何も見たくないオジサンこと岸辺が問いかける
※デンジ復活!!
※ちなみに次週の巻頭カラーがまた泣ける絵でした
これからマキマとの死闘が始まります。
ヒーローとあがめられ弱体化していくデンジ、死んでも転嫁できるマキマ…一体どうなるのか。
クライマックスに向けてチェンソーマンから目が離せません。
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