【毎日更新】美術とやらはわからんがストーリーとして一流だと思う

中学から、国語、社会(地理歴史・公民)、数学、理科、英語の主要五科目以外全く勉強する気がなかった。いや、小学生からか・・・

ことさら美術の美術史とか全く興味が無かった。

自身も美術的センスもないしまして美術史が何になるのって話だ。

正直今でも美術史自体にあまり興味はない。

ただ、彼女(現家内)とデートで美術館に行って、美術って面白いんじゃと思い始めた。

その時行ったのはモネ展だった。最初は全くモチベーションがあがらなかった。彼女が行きたいからついていっただけである。

モネとか名前くらいは聞いたことがあるレベルで何の作品が有名かすら知らなかった。しかし、行ったらこれが大混雑。恥ずかしながらこんなに美術に興味がある人がいるのかと驚いたものである。

そして、全くもって美術素人の僕はガイドを聞きながらモネ展を見たが、存外これが面白い。

浮世絵に影響を受け、自宅の庭に日本風の橋までかけたというところも親しみやすかった。

『印象・日の出』という代表作から印象派が生まれたこと。

晩年、白内障を患っても、第一次世界大戦を経ても睡蓮の大装飾画を描き上げたという話。

そんなバックボーンを知りつつ見る、光溢れる絵画は確かに感性に訴えるものがあるように感じた。

僕は美術的観点はないが、それから何度か美術館に行った。どれも十分楽しめた。

別に現地でガイドを使わないでも、見た後気になった絵画などを調べて掘り下げるのも中々面白いと思うのだった。

相変わらず○○派とかは覚えられないが、素人ながら美術をこれからも楽しんでいきたいと思う。

もし、自分のように美術とかわからないという人がいたら、それを描いた人と描かれた背景に着目すると楽しめるかと思う。

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