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自律への3ステップ

おはようございます。伸びた髪を切りたいのですが、先日発覚した円形脱毛を美容師さんが見つけた時、なんて言ったらいいか分からなくてモジモジするだろうなーと想像して、行くことを躊躇ってるmotomです。
#ハッ!!ってなるよなー
#いやいやこれはねと説明するのも面倒

さて今日は、普段何気なく使ってる「自立や自律」という言葉は、実は階段式になってる概念なんだよってお話しをしたいと思います。

今を生きる全ての人にとって大事な事だと思います。

▼自律への3ステップ

青年の頃、よく親から「ちゃんとジリツした大人になりなさい」や「早くジリツしなさい!」なんて言われたりしませんでしたか?

僕はよく言われたもんです。僕はこの時ジリツって「自立」を思い浮かべ、「自分でお金を稼いで、そのお金で一人で生活出来る様に成る」と解釈していました。

ですが最近になって、ジリツには3つの概念があって、階段の様に一つずつ登っていき最終的には「自律」という状態が最終形態だと知りました。

さて3つのジリツとは?それはどんな状態なのか?
とても分かりやすい演算式を基に説明します。

ステップ1:自立
一番上の5+3=8の様に答えが単純明快な問いを解ける状態。仕事で言えば言われた事をその通りに完遂させられる状態。
言い換えると仕事の難易度は低く、替えのきく立場である。

ステップ2:半自律
二番目の演算の様に、明確なゴールは与えられていて、その途中のプロセスは自分で考えて当てはめていくことが出来る状態。
営業職で言えば年間売上目標を与えられ、それをどの様に達成していくか。
ゴールまでの道順を自分で試行錯誤するので「自立」よりも難易度は高いものの、目標や課題を与えてもらっている受け身の状態である。

ステップ3:自律
これが最終形態で、三番目の演算式の様にゴールもやり方も全て自分で設定して導き出すという状態。
難易度は一番高く、課題を見つけ出す洞察力、そもそも何故それを行うのかという深い思考力、
やり方・方角を随時見直して修正していく柔軟性と、
多岐に渡る高い能力を統合する必要があります。

もはや経営者の領域ですね。

▼自律の大事さ

こうして最終の自律まで3ステップあるという事を書きましたが、さわざわざジリツの3ステップを取り上げたか。
それはこれからの時代を生き抜くのに「自律」が求められているからです。

高度経済成長期・終身雇用の時代は、僕が青年時代に捉えていた「自立」までできればその後の人生何とかなったのかもしれません。
給料は安定的に貰い続けられ、定年後は年金で穏やかに過ごせる未来が容易に想像できた時代ですから、難易度の高い「自律」をわざわざ目指す必要性は薄かったでしょう。

ですがこれからはAI・ロボティクスの発達で、単調作業は人間から機械にどんどん代替され、
安定の代名詞だった大手企業ですら終身雇用を維持できないと白旗を振る状態です。

VUCA(簡単に言うと超不安定)の時代と言われている現代で、
「自立」の状態のままで生き残れる可能性は極めて低いのではないでしょうか?
#自立も立派なことは先に言っておきます
#自立すらできていない人もいるからね

僕もまだまだ自律を極められてはいません。
ですが折角与えてもらえた人生。楽しく豊かに生きる為に頑張って自律出来るようになります。
あなたも頑張って。

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