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憶えていても寂しいので
貴方の言葉を心臓に染みわたらせると震えるように涙が出ること、私はうれしかった。ゆえに理解しようとそればっかりで繊細な機微を踏み荒らしていた感覚があります。
これからのことについて、これでよかったのだと、正しかったのだと思います。
光を可知できたときがほんとうの幸福だった。でも幸せだったわけではないの、だから届かなくていいんです。あの日々のこと私は好きでした。自分だけがいつも我儘です。
結局私
氷菓を渡せたらいいな
このままずっと想いを馳せるだけの一方通行だと思うと遣る瀬ない。
大きな音で突き落とされたんだから飛び降りなきゃだめだったんだ。だけどあの時舞い降りたのは声だった。何の音も聞こえなくても「わたしたちは光の戦士だよね」って言葉はたしかに届いていた。
神様に見放されてるってそんな筈ない。私のことはどうでもよくてそれ以外は何もかもが尊いのにまだ傷を抉らなきゃいけないなんて嫌だよ。
アヴェマリアを歌っ
ミザリーは仲間がだいすき
なかったことにすればよかったのに。
言葉は閃光のように飛び降りていった。突き落とされたのはこのぼくだったはずなのに、肉体はまだここにある。ここにいたくない。たしかに突き落とされたのにまだ立っている自分がきらい。飛び降りたい。散るため舞い上がるのに。まだここにいる。
自殺することにその人の強さも弱さも関係ないと思う。現実との乖離具合なんだ。誰にも測れない。ぼくらはもう何も考えられない。瞬き一つせ