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【防災教育】子どもと一緒に備える

令和6年早々 能登半島地震が発生しました。
全ての番組がニュースに変わり、東日本大震災を思い出される出来事。
現在も余震、救助活動が続いています。
どうかご無事で。そして、救助活動をされている方も。

今回は、「日頃から何ができるか」
について書きたいと思います。

「起きてからでは遅い」
これは、よく使われる言葉です。
しかし、
人はついつい面倒なことを後回しにしてしまうもの。

ここはぜひ、子どもを巻き込んで
一緒に防災について取り組んでみましょう。


結論は
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ます、第一に。
防災教育は
”一過性のものではなく、継続が大事”ということ。

これがまた
ついつい後回しにしてしまうポイント。

単発でするのではなく、
定期的に取り組むことが不可欠です。

最後に僕の体験談も書かせていただきました。

1動きを考えておく

学校で「押さない・走らない・しゃべらない・もどらない」という基本的な避難行動”おはしも”を学んでいるはず。(地域によって名称は異なる)
自分の家ならどうするか。
遊びに行っている時はどうするか。
登下校中ならどうするか。
パターンを想定して、「どうするか」を考えておく。

あまり多すぎると覚えられないし、混乱もあるので
基本方針を決めておくことが大切です。
”おはしも”のように合言葉を考えるのも良いですね。

2防災グッズの作成

食料、水、懐中電灯、ラジオ、予備の電池、救急キットなど
非常用品を準備し、定期的に点検。

おすすめは子どもと一緒に準備・点検をすることです。
100円ショップでも結構揃えられるので、
子どもと一緒に買いに行くのもgood!

3訓練を行う

地震や火災を想定した家庭内での避難訓練を行う。
これはシンプルです。

注意としては、怖がらないようにすること。
本番に近づけるための大きな音や怖い音を
出しすぎると、子どもが怯えてしまうかも。。。

正しく恐れるようにしたいですね。

4災害のについて話す

これが簡単なようで難しいこと。
何事も継続って大変です。

でも、子どもはほんとに素直なので
この効果は絶大だと思っています。
防災の意識を持っている子は、
災害が起きた時の動きが違います。

毎月1日は「防災の日」で
上記のことを確認する日にしても良いですね。
ちなみに9月1日は本当に「防災の日」です。
(関東大震災が起きた日)

5地域の防災活動への参加

これはできる人はぜひ、という感じです。
学校でも地震体験や火災体験があります。
子どもたちはやはり体験的に学ぶと
イメージしやすく、
「正しい危機感」を持てるようになります。

一度、地域で実施しているものを調べて
参加してみてはどうでしょうか。

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最後に。

僕が担任をしていて、一度だけ地震がありました。
授業中に、です。

ポケットに入れていたスマホから
緊急地震速報「プイップイッ 地震です」
と聞こえた瞬間、子どもたちは

「ガタン!ガタン!」と音を立てながら
机の下に隠れました。

なんと、地震が来る前に
反射的に動いた
のです。
(震度は3で、特に問題はありませんでした)

実は、ちょうど数日前に
学校全体で防災訓練が行われたところでした。
そのこともあって、子どもたちは
反射的に動けたのではないかと思います。

この経験から分かるのは2点。
①災害時の行動を知っている
②防災への意識があり、体が覚えている

ということ。

日頃から、家庭でも
この2点を目指していきたいものです。

災害はいつ起こるか分かりません。

元旦に巨大地震が来ることなんて
誰が想像したか。
はっきり言って、地震について話していた家庭なんて
ほとんどないと思います。
僕もそうです。

そこで大切になってくるのが、
やはり日頃の準備。
後悔のないようにしたいものです。

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震災に遭われた皆様へ、

この度の震災で被害に遭われた皆様と、
そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の心に少しでも平穏が戻る日が一日も早く来ることを
心から願っております。

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