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選挙結果振り返り(2024 3.17投票)


 一昨日投開票の選挙、取材したトコが私の見立てを大幅に覆す大接戦となってしまい己の未熟さと実力不足を突きつけられ、そのダメージから未だ抜け出せていません(涙)
 それを含めて7件の選挙結果を振り返ってみましょう。 まずは、御存知の “レギュラーコーナー” から。




【今週の彦治】千葉県・横芝光町長選挙

 5期目を目指す現職。
 直近2回の選挙は無投票当選。
 そこに目をつけた「選挙出まくりマン」が乗り込んだ選挙。 
 結果自体は言わずもがな現職が当選しましたが、関東初上陸の小西氏は20.55%の得票率を獲得してしまい供託金没収ラインをクリア。 印南町長選、松川村長選と続いた連敗を止め、通算成績を「10勝3敗」とし勝ち数を二ケタに乗せました。

 こうやって書くと強い候補に見えますが選挙自体は「13戦全敗」なんですよね。 彼を見てると自分の価値観が歪んできてしまい困ります。 そんな「選挙出まくりマン」、2023年を第一章、何故か “毎週出馬” にこだわりだした2024年1月2月を第二章とするならば、連敗を受けて1か月の沈黙を経て活動再開した「第三章」のスタートは良好なのでしょうきっと。

 選挙に出る度に、雪だるま式に知名度が上がっている小西氏。 もはや私が監視しようがしまいが悪目立ちする未来しか見えませんが、乗りかかった舟なの今後もチェックしますけど、、、

 どーせこの記事も読んでるだろうから伝えるけど、そろそろ “引き際” を見極める時期だと思うよ。 小西さんよぉ。


【取材済】長野県・松本市長選挙

 2期目を目指す現職に新人4人が挑んだ選挙は、大接戦の末に現職が元放送局専務を僅か477票で振り切り、2選を果たしました。

 当初は全く盛り上がらないまま現職が圧勝するものだと思われましたが上記ニュースにあるように「松本パルコ跡利用問題」が争点に急浮上し新人1人が猛追。 投票日前日には「両者接戦」と報じられるまでになったのですが、それを全く見極められず告示日のみの取材で終わった私… 少なくとも、もう1回は現場に入るべきでした。

 ただ情報は様々集め、記事はリリースしております。 是非読んでいただきたく。

 では、残り5件の選挙も見ていきましょう。


◎青森県・今別町議会議員選挙(定数7/9人)

 現職5人、元職1人、新人3人が立候補し、政党別では共産が1人立てている全員男性の選挙は現職と新人1名ずつ落選しました。

 まぁ誰が当選しようが議員全員男性という前時代的光景が変わるコトは無いのですが、共産候補は前回の2人立て(1人当選1人落選)から1人に絞ったにもかかわらず次点と僅か4票差でギリギリ当選。 やはり党勢の衰えは否めません。 今回当選した新人も70代なので、よほど世代交代しなければ4年後は厳しいかと。
 ちなみに最下位の人の得票数は、「2票」。 選挙公報はQRコードを載せるほどに作りこんでこの票数とは、一体何が有ったのでしょうか・・・?


◎茨城県・大子町議会議員選挙(定数11/13人)

 現職7人、元職2人、新人4人が立候補し、政党別では自民が3人、公明と共産が1人ずつ立てた、女性候補2人出ている選挙は元職と新人1人ずつ落選し、女性候補2人は当選しました。

 前回落選した共産候補は “元職ブースト” がかかったか、今別町と違いコチラは2位で当選しました。 今回倍増した票を今後もキープし続けられるようにしなければなりませんね。
 それともうひとつ注目していた、前回2位4位5位だった自民公認候補が党の体たらくを受けての順位ですが、1位4位8位となり、あまり影響は受けなかったようです。


◎京都府・笠置町長選挙

 1期務めた現職が「体力に自信がなくなった」とし退任。 次の座をめぐり元京都府議と前回に続いて出馬した元町議の2人による一騎打ちは元府議が初当選を果たしました。

 元府議は立憲系の人で昨年の県議選では維新にヤられて落選しましたが、新人同士となれば「元府議」の肩書きは強く、前回は23票差で惜しくも敗れリベンジを期して出馬し自民系が応援した元町議に142票差をつけての、圧勝です。


◎熊本県・球磨村長選挙

 2020年7月の豪雨災害で甚大な被害が出た球磨村。 人口減少も進んでしまい今後の村の在り方を決める重要な局面だったのでしょう。 投票率が前回から2.20ポイント上昇し、村民は現職の再選を選択しました。 災害とコロナに襲われた1期目が終わり、ここからが腕の見せどころ。 頑張っていただきたいです。


◎宮崎県・日向市長選挙

 3期目を目指す現職に、5期務めた県議(自民党公認)を辞し、公明党推薦を受けて出馬した人と政治団体代表の新人2人が挑む選挙は、元県議が現職に3千票以上の差をつけて初当選しました。

 自民の推薦が出てないのは党の体たらくを受けて “隠した” ものと思われます。 実際自民がゴリゴリ応援に入ってたようですし。 とはいえ県議時代は自民公認だったのですからそれを市民が知らないワケもなく、それを承知で投票したとするならば・・・ 国政と市政は別物なのは承知ですが、酷すぎる自民の惨状を見ると、なんだかなぁと思ってしまいます。 ただ、調べ切れていませんが現職の評判が悪かった可能性も当然あるので、当選したからには党派関係なく市民全体の幸せのために頑張っていただきたい。

 ちなみにもう一人の新人。「黄門隊」なる政治団体の元参政党員は供託金没収となりました。 あまり強い言葉を使いたくはないですが、何よりです。


以上となります
当選された方々の御活躍をお祈り申し上げます



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