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✓捨て猫のプリンアラモード~下町養洋食バー高野~

▽あらすじ
オリンピックまであと2年、昭和37年の東京。
17歳の郷子は集団就職で2年前に
上京したものの、劣悪な労働環境から
工場を逃亡した。そのまま上野駅で
うろうろしていたところを、
浅草にある「洋食バー高野」の
おかみ淑子に拾われ、そこで働くことに。
工場での食事のトラウマから
ずっと食べられなかったカレー、
初体験!熱々のカツサンド、
心に沁みわたる感動のプリン…。
美味しくて温もりあふれる
絶品料理と人々に出会い、郷子は
新しい“家族“と“居場所“を見つけてく。

▽印象に残ったフレーズ

食感や風味だけでなく、
目で味わうのも料理に違いない。

「肉は正義!
女の子はタンパク質と鉄分たっぷり
含まれたものを食べることが大事なの!」

▽感想
始めがドタバタしすぎたのと
おかみさん達の言葉があまりにも
冷たすぎて郷子の印象がマイナスだった。
郷子もなんとなく発言が
胸にもやもやが残る感じで
あまり思入れができなかったなあ。

そこからもせっかく洋食バーの
お話なのに、あまり料理は出てこないし
なんとなく話の組み立て方が
分かりずらくて終始違和感が残る本だった…

捨て猫のプリンアラモード~下町洋食バー高野~/麻宮ゆり子/角川春樹事務所

↳文庫本

↳単行本

試し読みもありますので、ぜひ

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