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インターナショナルスクール小学部の実態を大公開!

割引あり

こんにちは。ミセスGです。
巷では「ミセスGのブログ」というブログを運営しています。

かねてからインターナショナルスクールについて記事を執筆しようと思っていたのですが、「そのうち書こう」と先延ばしていたらあっという間に1年も経ってしまいました。

記憶がまだ新鮮なうちに起稿しようと、パソコンを開いた次第です。

まずは、我が家の家族構成と背景を紹介させてください。
子どもがインターナショナルスクールに行くことに至った理由と経緯をご理解頂けると思います。
有り体にいうと、我が家は教育熱心な家庭ではありません。「早いうちに英語力を付けさせよう!」と智慮していたわけでもありません。「通わせたかった」からではなく、「通わせるしかなかった」一家庭です。

何故かと言いますと、我が家が米国と日本の国際結婚であり、娘が日英バイリンガルのハーフだからです。娘は日本生まれではありますが、生後5か月で渡米し、その殆どをアメリカで過ごしました。

厳密にはカリフォルニアで8年を過ごし、アメリカの現地プリスクール(モンテッソーリ教育)から公立のキンダー(幼稚園)、そして公立小学校に通いました。

アメリカの小学2年生が終了した時点で、諸事情の理由と、娘に日本語を習得させたかったので一旦日本に帰国し、日本のインターナショナルスクールで小学3年生~6年生の2学期までを過ごしました。

何故インターナショナルスクールにしたかというと、アメリカ育ちの娘には日本の公立学校はカルチャーショックが大きすぎたためです。

以前、夏休みを兼ねて日本の公立小学校に数週間体験入学をさせて頂いたことがあります。

それなりに楽しめたものの、学校の制度や内情、同級生たちの様相は、慣れ親しんだアメリカの学校のものと差が大きく、公立小学校への入学に娘が拒否反応を起こしてしまいました。(このときの経験は、ブログに書いているので興味がある方は是非こちらからどうぞ。)

娘の意見は「英語で授業をするスクールならいい」という旨でしたので、貧乏家族ながらも「3年だけ頑張ろう」と無理をしてインターナショナルスクールに通うことになったというわけです。

通学したインターナショナルスクールは関東エリアの学校です。
そこで三年強ほどお世話になりました。
私のグリーンカードの都合により、卒業前の最後の三学期を残してアメリカに戻りました。そしてカリフォルニアの公立小学校に転入。卒業後、現在は同州の現地公立中学校に通っています。

渡日前はアメリカで私が日本語のドリルを娘にやらせていました。独学です。そのほか、1年間、土曜日の日本語補習校に通いました。

娘の日本語は同じ月齢の子より遅れています。母国語には違いないのですが、在米期間の方が長いため第一言語は英語と言えます。

親子間の会話は、母(私)とは日本語と英語、父とは英語です。

ハーフというと、「二カ国語喋れる」と自動解釈する方が多いのですが、実はハーフと言えども自然にバイリンガルになるわけではありません。バイリンガルになるには、それなりに親と本人の努力が必要になります。同じアルファベット同士の言語であるならまだしも、言語形式が全く異なる英語と日本語のバイリンガルになるには、それ相応の努力が欠かせません。

私のバックグラウンドはといいますと、結婚するまでは複数の企業でインハウスとフリーランスの二足草鞋で技術翻訳をしていました。大学の講義を理解し、契約書の読み書きができる程度の英語力ですが、未だにネイティブとの日常会話は苦戦することがありますし、ネイティブのように気の利いた返しができません。

夫はアメリカ人で日本語は殆ど話せませんが、英語とスペイン語のバイリンガルです。

グローバル化の波で英語が必須となった現代社会に遅れまいと、日本でも「インターナショナルスクールに通わせたい」と希望する親御さんが増えてきましたね。

そこで、インターナショナルスクールの経験者ならではの実情をここで公開します。

お子様の進路にインターナショナルスクールを検討している方やインターナショナルスクールに興味がある方はもちろん、芸能人や有名人が子息をインターナショナルスクールに通わせている人が多いけれど果たして「英語力は本当につくの?」と興味津々な方も是非読んでみてください。

また、願書申請時のコツや例も紹介しているので、参考にして頂ければ幸いです


受験前に確認しておくべき点


スクールを検討する際に必ず確認しておくべき重要事項が一つあります。これを知らずに入学してしまうと、あとあと大後悔してしまうことがあるかもしれません。

それは何かというと・・・

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