「センスで・キャラで稼ぐ」のは本当は不可能
地味な努力によってお金も地位も得られないと悟った世代が、こんどは人格によってお金をかせごうとしているようだ。
お笑い芸人の世界でいう「キャラ」という用語は、もはや私たち一般人のあいだでも使われている。
でも、キャラによって集団のなかで得するなんて不可能だとはっきり言っておきたい。
近頃では、有名になって稼ぐためならどんなにモラルに反してもいいというような風潮がある。もしかしたら無いかもしれないが、私にはそう感じられる。
中田あっちゃんとガーシーのニュースを見てそう思った。そういえば、私はどちらの動画についても、原本というか、本人が出している動画を見ていない。
これも以前に書いた「計量思考」の悪いところだ。最終的に数値として成果があがれば、多少悪いことをやってもいいという人たちがいる。
(以前の記事では、間違えて「軽量思考」と書いてました。もう訂正しています。すいませんでした)
みーんなそそのかされちまう。つーいつい、流れちまう。
なにをもって悪いといえるかは状況によるが、賛否両論によってバズりたいなら、たとえば『モンティ・ホール問題』みたいな感じでバズるほうが健全だと思う。
モンティ・ホール問題がなんなのか気になる人は、検索してみてください。
センスやキャラがお金になるというのは、「ぐうぜんそうなることもある」だけのことである。そこには法則もなければ、裏技もない。