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心が震えた名曲10選(アニメ編)

ここらでちょっと小休止です。ガラリと趣向を変え、「心が震えた名曲10選」シリーズ第3弾として、アニメ編をお届けします。
 
はなればなれの君へ(Belle)

2021年公開の映画「竜とそばかすの姫」の劇中歌です。歌い手は、主人公の内藤すず/ベル(Belle)の声を担当した中村佳穂。作詞も担当しています。遠くに行って(逝って)しまった大切な人への深い愛慕の念でいっぱいになります。
 
瑠璃色の地球(松田聖子)

1986年にリリースされた松田聖子の楽曲です。映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の劇中歌として、主人公の及川なずな(声・広瀬すず)がカバーしました。私たちが住む地球という名の船と、そこに生きる旅人への敬愛に満ちた賛歌です。
 
心が叫びだす~あなたの名前呼ぶよ

映画「心が叫びたがっているんだ。」の劇中歌です。ベートーヴェンの「悲愴」のメロディにのせた「心が叫びだす」という曲と、ミュージカルの定番「オーバー・ザ・レインボー」のメロディにのせた「あなたの名前呼ぶよ」という曲、異なる楽曲の混成で、それぞれのコーラスが見事にマッチしています。
 
悲しくてやりきれない(コトリンゴ)

2016年公開の映画「この世界の片隅に」でオープニング曲として使用されたものです。原曲は 1968年にザ・フォーク・クルセダーズがリリースしたものですが、この映画では音楽を担当したコトリンゴ(本名:三吉里絵子)がカバーしました。戦前戦後の苦しい時代。健気に生きようとしても、どうにもならず、悲しくてやりきれない主人公・浦野すずの思いがひしひしと伝わってきます。
 
さて、ここからは一気に古くなります。
 
めぐりあい(井上大輔)

劇場版「機動戦士ガンダム」3部作(いわゆる、ファースト・ガンダム)のうち、「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」のエンディング・テーマとして使われた楽曲です。宇宙空間で戦いを繰り広げる戦士たちの悲哀と、昭和の時代のノスタルジーを覚えます。
 
炎のたからもの(ボビー) 

ジブリの巨匠・宮崎駿監督初の映画作品として1979年に公開された「ルパン三世カリオストロの城」のエンディング・テーマです。ルパンがクラリスと別れる時の演出もさることながら、銭形警部の決め台詞も男前でした。
 
やさしくしないで(かおりくみこ)

1979年に公開された映画「銀河鉄道999」の劇中歌です。主人公の鉄郎は、惑星ヘビーメルダーの寂れたバーで、リューズという名の女性の優しい歌声に心を奪われる。リューズは機械伯爵に言われるまま機械の身体を手に入れたものの、やがて本当の自分を思い出し、最期は機械伯爵とともに錆びて朽ち果てる…。子供ながらに人生の悲哀を感じた記憶が蘇ります。
 
愛よその日まで(布施明)

1980年にリリースされた布施明のシングル曲で、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ第6作(劇場版としては第3作)となる「ヤマトよ永遠に」のエンディング・テーマとして使われました。ストレートで情熱的な歌詞とメロディが、100年後の楽園を感じさせます。
 
ラブシュープリーム(八神純子)

1983年にリリースされた八神純子のシングル曲で、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ第8作(劇場版としては第4作)となる「宇宙戦艦ヤマト 完結編」のエンディング・テーマとして使われました。美しい歌声が印象的なスロー・バラードです。
 
愛・おぼえていますか(飯島真理)

1984年にリリースされた飯島真理のシングルで、劇場版アニメ「超時空要塞マクロス」の主題歌となりました。キャッチーなメロディと、恋心をくすぐる甘酸っぱい歌詞と、澄み渡る歌声に、多くの若者が虜になりました。
♬ これは「永遠の神曲」です ♬
 
以上、心が震えた名曲10選(アニメ編)でした。古今東西、老若男女、時代やジャンルを超えて、これからも素晴らしい歌曲を探し続けていきたいと思います。