おかえりNovak

返ってきた世界No.1

全豪オープン10回目の優勝を飾ったノバクジョコビッチ。一言でいうと強すぎる。もはや彼を形容する言葉が見当たらない。世代交代が叫ばれる中のこの圧勝劇。去年のナダルに続いてまたしてもBIG3の優勝。これだけのプレーをされると若手も上に上がる隙すらないというのが正直なところだろう。

4回戦、準々決勝、準決勝とファーストウィークに比べて調子を上げて危なげなく勝ち上がってきた。対して決勝ではS.チチパスの善戦もあったが大事なところでのバックの低いボールのアプローチのミスもありなかなか流れを掴みきれずにいた。二度のタイブレークを制しての3-0というスコアでの優勝だった。技術もさることながら試合のうまさがあるからこそこれだけ勝ち続けることができるということを教えてくれている気がします。リスクを冒してもいいところと我慢するところ、技術をどこで使うのか我々はまだまだ「勝つ」ために必要なことを誤解しているのだろう。これだけのトッププレイヤーでもミスが連発するシーンも観てとれた、しかもお互いにだ。大事な場面でその感覚を活かせるか、自分主体で動けるわけではないなか試合トータルでやはりジョコビッチが上回っていたと思う。

そして、この試合での勝利により世界ランキング1位に返り咲いた。断言しよう。いくら技術があってもこれだけの試合運びではジョコビッチを倒すことは容易ではない。この玉座に座り続けることはまず間違い無いだろう。これからの君のテニスを楽しませてもらうよ。これからも頼むぞNovak

#スポーツ観戦記

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?