ひふみのあゆみ（ひふみ投信月次レポート）～わたしの読み方・2023年10月度運用分～
ひふみのあゆみ
ひふみ投信の「ひふみのあゆみ」10月運用分が公開されています。
※いろいろと #コツコツ投信積立 しているわけですが、その投資額5銘柄の月次運用報告書を読もうという企画です。
運用実績・資産配分比率などの状況・ひふみ投信と市場の比較
ふんふん。
こんな感じなのね。
そんな感じでざっと目を通します。
ひふみの主な受賞暦
毎年、受賞をしていますね。
いい運用をしていて、それが外部から評価されている証拠だと思います。
引き続き、受賞されるようなファンドであってほしいと思います。
期待してますよ。
銘柄紹介（基準日時点の組入比率1~10位）・銘柄紹介（2023年7月31日時点）・投資環境（株式市場等での出来事）について
ここまでふんふんと、ザーッと目を通した感じです。
こんな感じで大丈夫だと思っています。
運用責任者よりお客様へ
ここはじっくり読みたいと思ったところです。
10月は、ひふみ投信マザーファンドが始まって以来の大幅なポートフォリ オの改革を行ないました。最近お話をしている「ひふみ魅力化計画」のプロ ジェクトの中心となる、次の10年を見据えたポートフォリオ（ファンドの中 身作り）が主眼になります。
実際に大規模な取引を行ないました。ポートフォリオの2,000億円分を売却し、2,000億円分の買い付けをするプロジェクトです。おおよそファンド全体の25%を入れ替え、売買で4,000億円超のトレードを行ないました。投資銘柄数も先々月末の307銘柄から232銘柄に絞り込み、75銘柄を売却しました。基本的な構築を終了したところです。さらに詳細な説明はこれから行なっていきますが、よりダイナミックに、より未来志向に、より長期のパフォーマンスが出やすいように変更していきます。これから1年間を目安と して改善につとめ、結果が出なければ次のアクションを行ないます。10月の投資行動は、未来を見据えて、以下のようなことを念頭に置いて行動をしました。
・銘柄数の大幅削減
・ポートフォリオ全体のバリュエーションの低下
・The Prime銘柄（日本のリーディングカンパニー、時価総額上位1兆円 以上の企業群）の集中度の上昇
・ポートフォリオのインフレ対応
・金融セクターの上昇（メガ・地銀・生保・損保・ノンバンクの大手）
・日本への工場回帰
・熊本のTSMC建設をきっかけとする九州企業の飛躍
・国内の小売・食品企業の削減
・大型株のバリュー銘柄への集中投資
・AIの進展および半導体関連企業への押し目買い
・健康意識の高まり
・エネルギーの多様化
・二極分化のそれぞれの勝ち組への傾斜（富裕層向けと庶民向け）
・軍事・防衛・セキュリティへの意識の高まり
・リーダーシップのある大型成長株への底値買い投資
・労働力不足化での勝ち組
・成長ストーリーの曖昧な企業の売却
・中国の影響力の大幅な低下に対する配慮
・米国の利上げ終了に伴う米国株の反発への備え
今回は投資行動が同時多発的かつ大規模なので、今後さらに詳細を説明し ていきますが、この大規模組み替えがひふみ投信のパフォーマンスの本質改 善につながると確信をしています。
わたしは比較をしていないので、これ以上のことはわかりませんが、箇条書きで気になったのは、太字にした２点です。
「国内の小売・食品企業の削減」
「軍事・防衛・セキュリティへの意識の高まり」
国内の小売・食品企業の削減と書かれています。
投資先の小売・食品企業から、選別と削減を行ったと言うことでしょうか。
もうひとつは軍事・防衛・セキュリティへの意識の高まりですね。
意識の高まりは理解しますが、軍事・防衛に関連する企業への投資を意味するのでしょうか。
それとも。
ぜひ、詳しい説明を聞きたいところですね。
市場環境の見通しについて
市場環境は、ザーッと流し読み。
運用メンバーからのメッセージ
今月のトピックは、「調査活動や企業訪問などの際に、五感（視・聴・嗅・味・触）のうちどれを一番使いますか？その理由と、何かエピソードがあれば教えてください。」です。
「聴」を挙げられた方が多い印象です。
そして「視」でしょうか。
運用メンバー以外にも、ひふみ投信を支えるひとにスポットを当ててもいいのかなと思いました。
ひふみアニュアルミーティング2023
12月3日にひふみアニュアルミーティング2023が開催されるとのこと。
所謂、ハイブリッド開催だそうです。
楽しみですね。
では。
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。