見出し画像

初フルマラソン~第70回勝田全国マラソン~

2022年の8月にダイエット/登山用の体力づくりのために始めたランニング。
それまでは長距離のランニングなんて大嫌いな自分が、まさか半年もたたずにフルマラソンに出場しているとは思いませんでした。

大会前までの最長走行距離は30km(練習後ハンガーノックになり吐く)

目標はサブ4。

初フルマラソンでサブ4を目標にして失敗するというのが通例のようですが、例にもれず私も失敗。
結果はネットで4:13:11 グロスで4:20:25という結果でした。惨敗です。

誰かのためじゃない、自分自身の反省のために備忘録として残します。

本番1週間前の怪我

本番1週間前の早朝。友人と地元の里山(というか丘?)で朝ランをした際に木の根に足を引っかけて転んでしまい膝を地面に打ちつけました。
当たり所が悪かったのか膝がぱっくり割れ大量出血(買ってすぐで勝田マラソンで使おうと思ってたANSWER4の手袋にも穴が開きました。こっちもショック)。

今思うと、
おニューのELDORESOのショーツ。
おニューのanswer4のグローブ。
初フルマラソン前のわくわく感。
慣れてるコースだからとコンタクトを付けなかったこと。
ペースがいつもより早めだったこと。

完全に調子に乗っていたと思います。

幸いにも友人がいたので、助けてもらいながら止血をしましたが結局半日たっても血は止まらず整形外科へ。

医者にに診てもらうと有無を言わさずホチキスで傷口を留められました。

1週間後に初めてのフルマラソンがあることを伝え、絶対走るの止められるだろうなーと思ったらまさかのOK。

まともに歩けない状態だったので「マジか」と思いつつも大会前にゆっくり休めるいい機会だと前向きに考えるようにしました。

破けたグローブ

大会当日

怪我をしてから大会前日まで全く走らなかったので足の状態が心配でしたが、左膝に違和感はあるもののイケると判断し予定通り参加しました。

ホチキスを取り除くのは2週間後くらいと言わていたので初フルマラソンは膝にホチキスを刺したまま走ることになりました。

服装

数週間前から寒波が来ると散々脅されていて、どんな服装で走ろうか直前まで悩んでいましたが、当日は日向であればかなり暖かく、気温についてはそこまで気にすることはありませんでした。(日陰はさすがに寒かったですし場所によっては路面が凍っていました。)

当日のウェアは次の通りです。

トップス/ptagonia:スリーブレス キャプリーンクール デイリー
ショーツ/ELDORESO:Nasty Shorts
ソックス/ injinji:トレイルミッドウェイトミニクルー
アームカバー/ZAMST
ヘアバンド/BUFF
グローブ/Black Diamond:Mont Blanc
インナー/HIPSHOP

勝負パンツとしておNEWのHIPSHOPのデジモン柄(ウォーグレイモン)パンツを履きました。

ドンピシャ世代です。
ショップで悩みに悩んで購入。
ウォーグレイモンがついてるから頑張れる!
とおふざけ半分履いていましたが
実際、限界になったときに
劇中曲が頭に流れ
2kmくらい踏ん張りました。

ぶっつけ本番で使って、トラブルが起きたら嫌だなと思いましたがシームレスなこともあり股ずれ等無く、快適に走れました。
柄も面白いのでもう1枚種類買ってもいいかなと思っています。

補給食

勝田マラソンは私設エイドが非常に充実しているのが有名ですが、初のフルマラソンの今回は自分の準備したもので計画的に走りたいと思っていいてので私設エイドは使わない計画をしていました。
(ハーフの手前でクーリッシュとワッフルみたいなチョコパン配ってるのは引き返してい頂こうか思うくらい魅力的でした。)

サブ4のほかにハンガーノックにならないというのも1つの目標でした。
練習の30km練で痛い目を見たので体調不良は避けなければと思い、補給食をこれでもかと用意し7キロ起きにジェルを摂取しようと計画。

またレース1時間前にワッフル、直前にアミノバイタル パーフェクトエネルギーを体に入れてレースに備えます。

気温も低かったので飲みすぎで気持ち悪くなるのを恐れてハーフまで水分は無補給で行く計画でした。

後述しますが30km以降はボロボロだったので、公私関係なくエイドは使いまくりました。

用意したジェルは
Mag-on×2(レモン,グレープフルーツ)
スポーツ羊羹 カカオ×2
ANDO_ 有塩×2 
メダリストエナジージェル コーヒーとはちみつ×1
です。
(レース中スポーツ羊羹とANDO_1つずつ以外を摂取)

メダリストのコーヒー味は甘いコーヒーゼリーでかなりおいしかったのが収穫です。
ANDO_は元々のお気に入り。
スポーツ羊羹はANDO_と味が被らないようにカカオのタイプを選びましたが、普通のタイプでもよかったかなと思いました。

あんこは大好きなので大歓迎なんですが味が片寄り、どうしても重めの味になるのでMag-onのフルーツ味は味変としてはかなり効果的でした。
個人的にMag-onはおいしいのですがかなり濃厚な味だなと思うのでもう少しさらっとしたフルーツ味のジェルを見つけたいです。

写真のもの+メダリストです。

レース概要

序盤は膝が怪我してる割りにはいいペースで走れました。
キロ5分30秒くらのギリギリサブ4ペースで走ろうと思ってましたが思ったより心拍に余裕があったので少し早めのキロ5分15分-25分くらいで走りました。

走るというより足をこんなに動かすのも久しぶりだったので、左足首がうまく動いていないのか何度か躓きそうになりましたが、また転んでしまったら目も当てられないのでかなり意識しました。

ハーフ地点まではサブ4余裕のペースで走っていましたが25km付近から徐々に失速、30km地点でおなかの調子も怪しく、怪我の左ひざに痛みがかなり響き始めました。
足を止めたら二度と走れないような気がするも、漏らすわけにはいかないと空いているトイレにピットイン。
この時点でサブ4はかなり難しいと思いましたが完走するためにレースを再開しました。

なんとか再び走り始めますがペースを上げると左ひざに激痛。
足の限界を感じ歩きを混ぜて私設エイドにたどり着きました。
ここで初めて私設エイドで砂糖たっぷりのホットコーヒーを頂きます。
普段からコーヒーは常飲しているし、当日の朝も飲んでいたにもかかわらず
バッチバチにカフェインが効いたのか、頭がスッキリと覚醒するような感覚になりました(限界の空っぽの体に効いたのか、それともプラシーボか)。

その後もろくにペースを上げられないままエイドの度にゆっくり歩いて給水、休憩を繰り返しなんとかゴールへ向かいます。
ラスト2kmくらいの区間で交通規制が解除されて、歩道を走りました。サブ4以外認めないと言われた気分で悔しかったです。

ゴール直前で同じくらいのペースでしている女性がグロス4時間20分切りを目指してラストスパートをかけていたので、同じくスパートをかけるも、ゴールのあるひろばに入った時点で既に55秒くらい。ゴールまで左足がつりかけながら必死ではしりましたが結果は冒頭にも書いた通りグロス4:20:25(ネット4:13:11)でした。

レース後

ゴール地点でバナナを2本頂いたので会場の端っこで倒れ込みながらすぐ2本とも完食。(バナナがもらえるのは知りませんでした)
ハンガーノックを回避するためにスタート前に食べたワッフルをゴール後に食べるためにも用意していましたがバナナのおかげで食べずに済みました。

その後用意していたアミノバイタル GOLDゼリードリンクも追加で摂取ています。

おなかの調子はレース中に少し怪しくなりましたが、ハンガーノックはレース中も後も起きなかったのでひとまず安心しました。
この辺の補給については自分に合った方法を見つけていきたいと思います。

走ってみて

ランニングする前はフルマラソン走るなんて頭がおかしいと思っていました。

ランニングをするようになって、トレランを知り、ウルトラマラソンを知り、100マイルレースを知り、フルマラソンって割と短い距離だし出るのは普通かもなって思っていました。

そして今回、フルマラソン出場してみて1周回ってフルマラソン走る人頭おかしいなって思うと同時に頭おかしい側に来てしまったと実感しました。

サブ4できなかったのはかなり悔しかったですがかなりいい経験でした。何事もそんなに甘くないですね。次シーズンまで修行して次のフルマラソンはサブ4とりたいです。湘南国際がいいかななんてなんとなく思ってます。

勝田マラソンに関しては出る前は「私設エイドってなんじゃい」って感じだったのですが走っていると本当に魅力的で食べれなかったことを後悔しています。
来年は出場しつつ私設エイドも楽しめる余裕をもって走れるようになりたいです。





この記事が参加している募集

運動記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?