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浅草で憧れの着物ライフと爆飲食ライフを両立させる、独身介護士女の一人旅 【壱】

予告したとおり、浅草にいます。

本当は昨日は早番だったため、夕方くらいには上陸して宿泊地・浅草橋を満喫しようと思っていたのですが、前記事のとおり、結局日付変わるギリギリのチェックインとなってしまいました。トホホ……😿

とはいえ失った日々を振り返ったところで仕方がないので、ひとまず今日は今日とてずっと憧れていた「着物で浅草ぶらり旅」を実行しました。

空きっ腹にお酒はよくないので、朝ごはんはたっぷり食べます。これ、酒飲みの鉄則。
でもおなかいっぱいになるとビールの居場所がなくなってしまうので、今朝はパン食にしました。いつもはお米ばっかり食べているのですが、せっかく2泊もするのだし、たまには違うもの食べました。

パンは美味しいけどすぐお腹空くからおやつです


朝ごはんのあとは少しだけお昼寝して、出立。着物でばっちり決めて、お外に出ていきました。いい天気。



浅草のあたりでは、修学旅行生らしき学生さん達がたくさんいました。若いなぁ。私にもあんな頃があったんだろうか。大して色鮮やかでもない青春の苦い思い出を胸に抱きながら、スカイツリーの方を見つめる私は、道に迷ってなんかいない。ただの大人です。




たぶんだけどスカイツリー

当初の予定ではスカイツリーに行って買い物をしてから神谷バーでしっとり飲もうと思っていたのですが、歩いている途中でスカイツリーがどこかにいなくなってしまいました。Googleマップで無理やり探すのもどうだろう……あんなに高い建物が消えるなんて、相当な理由があったに違いない。そうやってうろうろしていると、神谷バーを発見。とりあえずどうしてスカイツリーにたどり着けないのか、作戦を練り直さなければいけません。神谷バーに入店しました。
急にいなくなられたら困るんだよ、スカイツリー。でも君にも悩みがあるだろうし、私も色々迷うことがある。だから、今回はあまり責めないでおきます。私って、本当にいい女だなぁ。涙が出ちゃうのは、もともと涙腺がゆるいからです。

神谷バーといえば、明治創業かつ日本最初のバーということで有名ですよね。お酒と結婚した歴史オタクとしては聖地以外のなにものでもありません。
ビールと電気ブランは相思相愛だと聞いたので、さっそく注文。あと、食べると決めていた人気メニューの串カツと、無意識に唇に乗せてしまった何度目かの初恋の君、「ほたるいかの沖漬け」も頼んでしまいました。

チケットのちぎり方がかっこよかった

相思相愛な公式CP、ビールと電気ブラン。ビールはもちろんのこと、電気ブランもおいしい。甘めのウイスキー、みたいな感じ? でした。
ビールは調子に乗って(大)を頼んでしまったけど、後悔はしていません。ひたすらにおいしいだけでした。ていうか、電気ブランが思ったよりも強めのお酒だったので、むしろこのくらい器が大きいビールでなければ、かわいらしい見た目に反して結構はねっかえりな電気ブランは受け入れられないのかもな……と思いました。


ほたるいかの沖漬け、ゆずの香りがお上品でした。野菜不足も感じていたので、きゅうりを添えてくれたのが嬉しい。日本酒か白いご飯がほしくなるけれど、着物を着ていたがためにお腹が苦しくならないようにターゲットを絞って神谷バーの公式CPを飲み干していく。

串カツは、玉ねぎとお肉がぶっ差してありました。お肉は分厚くてジューシー。玉ねぎは生で食べるよりも揚げたのが好きな人間なので、一緒にいてくれて本当に嬉しい。この子達は、やはり結ばれる運命にあったんだな、と感動して思わずビールと電気ブランを飲み干してました。

続いて、「ハチブドーパンチ」と「茄子のしぎ焼き」も追加。

蜂ブドウパンチは、レモンと妖艶なルージュが沢城みゆきが演じそうなカクテルでした。飲みやすくて、遠慮なくジュース感覚でごくごく飲み干してました。

茄子は私の大好物。去年、何度素揚げを作ったことだろう……。丁寧にじっくりと作ってくれているので、なんだかお母さんの手料理を思い出してしまいました。

追加でDenki Bran Fixを頼んでいたら、この記事を見つけました。
初代の名前は、「傳兵衛」とおっしゃるそう。傳兵衛といえば、私の推しである森ブラザーズの長男と同じ名前ですね。

神谷バーに惹かれたのは、無意識な森家センサーが発動していたからにほかならない。そう思って、お酒を飲みながら蜂印香竄葡萄酒を追加。

Denki Bran Fixは名前も見た目も可愛い。しゅき。

現れたのはかわいらしい小柄なワイン。結構飲んだから飲めるかしら……と若干心配です。ワイン、結構度数強いし。

はてさてお味のほどは。

おいしいーーーーーーーー!!!

なんだか、体によさそうな味。

初代の想いは、ただのワインではなく、滋養強壮剤にもなるような葡萄酒を作りたい、というもの。社会人だもの、健康管理も頑張らなければいけません。
いっぱい飲みたいけれど体も気にしたい人間のために作られたお酒。お客様に寄り添うって、そういうことなんだなぁ……と、時を超えて傳兵衛さんの想いに感服しながら、完飲食。


憧れの神谷バーで着物を着て飲む、という夢が1つ叶ってよかったです。
まだまだ頼み切れていないメニューは山ほどあります。煮込みとかメンチカツとか。
神谷バーの公式夫婦とまた会えることを願いながら立ち上がる。後ろ髪が引かれるのは、それだけ美味しかった・楽しかったということでもある。幸福な未練を感じながら、神谷バーを後にしました。

1階のバーを制覇したら、そのうちレストランの方もお邪魔してみたいです。まだ初回訪問だというのに、既に虜になりました。

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美味しい食べ物やお酒との出会いを繋げるような記事を今後も作っていきたいです。