こんにちは、DJムッチーです。
ゴールデンウィーク期間中もさほど混雑しなかった神戸なんですが、ゴールデンウィークを控えた4月26日に、神戸ポートタワーがリニューアルオープンしました。多少人出はあったようですが、大混雑はなかったようですね。
もともと、街なかから離れててさびれてた場所ですからね。
2021年9月27日から耐震化など補強工事のため目隠しされて、休館していたので、神戸市民としては久しぶりに顔を観たような感じがしています。
ポートタワーの３階に、お仕事をしていた放送局があって２週に１回の番組収録で訪問していましたが、ポートタワーのさびれようは目も当てられないほどだったので、リニューアルしてどうなるのか興味津々です。

高度成長期に出来たポートタワー

神戸ポートタワーは、兵庫県神戸市中央区波止場町にあるタワー1963年11月20日に神戸港中突堤に登場しました。
ウルトラセブン「ウルトラ警備隊西へ」の回で、ウルトラセブンとキングジョ―が戦った港です。
神戸ポートタワーは世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の鼓を長くしたような外観が特徴です。その独特の構造・形状から「鉄塔の美女」とも称されたことがあるらしいですが、神戸市民の僕でも知らないニュースです。
日本で初めてライトアップされた建造物でもあるそうで、当時の原口忠次郎神戸市長が1959年にロッテルダムを訪れた際に、港を一望するユーロマストに感激し、神戸港に象徴的なタワーの建設を思い立ったそうです。
ちなみに当初タワー全体を銀色にする予定だったようですが、地上からの高さが60mを越すことから当時の航空法によって赤と黄色をメインに白をアクセントにした塗装に変更させられたそうです。

目をつぶってリニューアルプランをしたのか？

全面リニューアルされた神戸ポートタワーですが、名うてのクリエーターがいつもの方法で、目をつぶってプランニングしたという印象を拭えません。
彼らはよく口にします、「東京で3年もたせる空間なら目をつむってても作れるよ」と・・・・でもここは東京じゃない。あれだけさびれた港湾施設にわざわざ人を呼ぶ、心を躍らす仕掛けが見当たりません。
そもそも、観光施設をリニューアルできるような心を躍らす仕掛け自体がもう出尽くしてて、内容を眺めると申し訳なさそうにさえ見えてしまいます。
これは、ポートタワーだけではなくて神戸全体に言えることでもあります。

神戸ポートタワーのフロア割りを見て、どうお感じになりますか？
文化人系の人が喜びそうですけど、すぐにさびれてしまいそうな感じがしませんか？・・市民の写真展とか絵画展の場とかになってる、こういう施設があちこちにありますよね。
なにより気になるのが、営業時間です。展望フロアは23時までですが、今の神戸の夜8時の状況をご存知の方は、営業時間はすぐに20時前後に変更になると予想されるでしょう。
東京みたいな賑わしを求めているのでしょうが、神戸は関西でも田舎の部類なので、どんな仕掛けを使っても難しいでしょうね。
（老祥記という超有名な豚まん屋さんが出店してくれて、限定の豚まんを製造販売してくれれば行列が出来るかも！）

須磨水族園が6月にリニュアル

東洋一の水槽を誇った須磨水族園（スマスイ）が、6月にシャチとイルカの水族園としてリニューアルオープンします。神戸ポートタワーはスマスイとの連携を図れば、なんとなく人が増えるような気がします。
僕にも具体的なプランは浮かびますが、おそらく皆さん同じことを考えるでしょうし、それを阻止する障害も同様に気づくでしょうから、やりたいと手を挙げた人に任せるしかないですね。
ここは、行政のTOPが狂言回しを演じてくれないとね！

神戸という田舎町が、おしゃれな街と言う自惚れを捨てずにふるまうことに心を痛めている僕としては、表現が辛辣になってしまいましたが、事実は事実なので仕方ありません。
神戸ポートタワーが、半年後にどうなっているのか、僕の想像が当たっているのか、楽しみではあります。

こんなこと書いといてなんですが、是非夏休みには神戸に遊びに来てください！・・ガイドブックに載っている場所よりずっといい場所があります。
空港もあるし、ビーチもあるし、漁港も海釣り公園もあるお洒落な町は日本中探しても、あんまりないと思います。
なにより僕がいますから、お声がけください！
よろしくお願いします・・・🙇‍♂️

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。