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去年のラーメン店の倒産は63件と過去最高、前年の2.7倍だったそうです。原因は原材料の高騰と人件費、光熱費の高騰。条件が同じ、うどん店やそば店には無い現象なのが不思議です。

こんにちは、春本番で浮かれ気味のDJムッチーです。
情報によりますと、去年のラーメン店の倒産が過去最高の63件。一昨年の2.7倍というから気になりますよね。倒産したのは、負債1000万円以上と言いますからかなりの規模のお店です。原因は原材料費の価格高騰と人件費、光熱費の高騰とされていますが、同じ条件のうどん屋さん、蕎麦屋さんは倒産してないですよね。都市ではラーメン屋さんにも行列ができる時代がありましたが、その頃ラーメンは国民食ではなくて、事業としてグルメの領域に踏み込んでしまったのでしょうね。でも、所詮はラーメン、値段をうんと上げることができなかったのですね。

行列を作ったけど特別なものはあったのかな?

ラーメンの市場環境

ラーメン店は個人店や小規模チェーンが圧倒的に多くて、上位企業のシェアが極端に低いのが特徴です。業界シェア上位3社の売上高が市場規模に占める割合はハンバーガーが92%、牛丼が888%と寡占なのに対し、ラーメン店はたったの8%程度です。
国内のラーメン店全体の2023年の売上高は前年比7%増の4385億円となる見込で、総合ファミレス(5087億円)、回転ずし(7530億円)を下回るっています。
そもそもラーメン店は、大規模な調理設備を必要とせず、オーダーから提供まで短時間で対応が可能です。お客さんの滞在時間は短く、高い客回転率により小規模店舗の限られた客席数でも対応しやすく、開業資金も少なくて済むという特徴がありました。加えて、若者を中心に幅広い年齢層でファンが多いため、新規参入が多く、行列ができる人気店が出現して、競合が激しい状況になっていたのす。
自分の作ったラーメンで人を喜ばせたという使命をもって市場参入する個人よりも、人気に乗ってお金を儲けたい企業が参入障壁の低いラーメン業界にたくさん入って来ました。
これは、僕の推測ですが、そういうお金儲けの人たちが倒産に至っているのではないでしょうか?

過去最大の倒産件数

1,000円の壁を超えよ

ラーメン店は1杯の値段を1000円以下に抑える、いわゆる「1000円の壁」で物価上昇分を価格に転嫁しにくいという問題を抱えているようなんです。
「1000円を超えたらお客さんが来ないから・・・・」この考え方は正しいでしょうか?
そこそこ横並びの価値提供で儲けを狙うとこうなってしまいます。
自分のラーメンに自信を持って、独自の絶対的価値で勝負するなら
「1000円超えても食べたいラーメン・・・」が正しくないですか?

良心的な商売人は、値上げを嫌います。理由は、自分の決めた価値を価格に反映しているからです。価値がゆらゆら揺れていいはずがないですよね。
都市のラーメン戦争が起こっているような地域では、値上げはなやましい問題ですが、平和なラーメン地域では今も変わらない商売が続いています。
2024年の全国の平均の中華そば(ラーメン)の平均価格は、665円なのをご存知ですか?
都市で起こっていることが、日本の真実ではないことも考えに入れておく必要があると思います。都市以外では、部活帰りに食べるラーメンは、健在だという事が感じ取れますよね。
またラーメンを提供する人はそのことを喜びと感じていると思います。

僕が高校時代学校帰りに食べた北海らーめん 3杯食べると無料

これからは、都市のラーメンと地方のラーメンは別ジャンルになるかもしれませんね。
都市型はグルメ系で、すぐ消えてしまうトレンド系
都市以外型は、いつもの味にこだわったエリア限定系で、いつ訪ねても同じ味が楽しめる系ですね。
企業が手を出すのが都市型で、修行して夢をかなえるのが都市以外型です。
僕は、これから都市以外型を探検してみたいですね・・・

ラーメン屋さんが困っているのは現実問題なので、お気に入りのラーメン屋さんに行きましょう!
それが僕たちができる一番大切なことだと思います。

それでは今日はこの辺で失礼します。
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DJムッチーでした。

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