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muhi
2023年9月7日 17:13
細波が波打つ音広がる海を目の前にして足下から崩れかける自身これほどの悲しみはこれほどの哀れなのはこれほどまで心に住みつく感覚は脳と体が胸の奥に残るもう一つの重さ感じる感覚は確かなのに なぜ掴めずいるのだろうかカタチにした瞬間不確かで抱えているときは色が分かるほど確かで終わりがないのか終わっている続きをいま歩いているのか自身の意味を問うている
2023年8月30日 00:34
在田希美(ありた のぞみ)は"この世"という場所に悩んでいた。空があって、雲が流れ田んぼから聞こえるひぐらしの声太陽が紅みがかり、そろそろ夕暮れという静かな空目に見える景色いつもと同じようでそうでない時間は絶えず進む残酷な程にゆっくりと早く在田は自分の手に目を落とすこの手は本当に私なのであろうかこの湾曲には何が入るのだろうかこれから先とはどれほど先なのだろうか絶え